2006年09月21日   夜景の撮影はむずかしい? 1


夜景という特殊な環境下で写真を撮る場合の話にふれることにします。
あえてうんちくをくどくど・・・

夜景を撮影するには、基本的に三脚が無いと難しい。
それは光の量が少ない為に、シャッター速度を遅くしないと写らないからです。三脚があるからと言って、あんまりシャッタースピードを遅くすると、フィルムの場合は相反則不帰という色調の変化(悪化)がおこってしまう。デジタルの場合は撮像素子から発生する熱ノイズによる悪影響がおこります・・・

一方、フィルムやデジカメの感度設定を上げる事によって、シャッタースピードをその分速くすることができます。またもう一つ関係してくるものに、レンズの明るさがあります。絞りを明るく設定すると、やはりシャッタースピードがその分速くできる。この三つの要素のバランスを考えて、光の少ない所で写真を撮ることになります。

そのバランスをどう考えるか

1. シャッター速度をかけすぎると画質が悪くなる。
  風で三脚ごと揺れるのでブレる。
  シャッター速度を速くすると写真が暗くなる。
  感度を上げざるを得ない。
2. 感度を上げると画質はだんだん悪くなる。
  感度を下げるとただ暗くなるだけではなく、
  ディテールの表現の幅が狭くなる。
3. 明るいレンズ(開放F値)を使うと有効。
  しかしそういうレンズはもの凄く高い。
  絞りを開けると明るくなるが、被写界深度
  (ピントの合う範囲)が狭くなる。

この問題を考えた上でどういう選択をするかですね。シャープでコントラストの高い写真を撮るか、ボケていても雰囲気を生かした描写を望むか・・・という表現(好み)の判断もあります・・・

私は以前、シャープな写真を望んでいた時期がありましたが、現在では意図的にボケた雰囲気重視の表現が好きになりました。その変遷を少しづつ記していくことにします。


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2006年09月22日   夜景の撮影はむずかしい? 2



昨日は技術的な方向に話を振ったので、今日は感覚的な話を少し。

スキルの高い人の写真を見ると、どれも私がコメントを付ける必要もないほど素晴らしく、皆さん苦労して頑張っているなと感じ入ります。方法論は人それぞれなので、他人が撮った写真を見る度にいろいろな事が参考になります。夜景の表現については特にそうです。表現というと多分に好みが入りますので、これはもう良い悪いという判断はつけられないというのが私の意見です。ただ、好き嫌いという感想はあります。

私は夜景が大好きなので、頻繁にシャッターを押しております。ですが、自分の目で見た印象が写真にそのまま宿るという事はめったにありません。それ程、夜景は思った様に写ってくれないのです。私の好みで言うと、夜景は目の前のありのままを撮りたいというのではなく、その時の私自身の心情を反映させた表現にしたいという思いがあります。とても抽象的で言葉で説明しずらい感覚です。自分が良いと感じた世界観でしかないのです。

いろいろ試しているうちに、それはディテールのはっきりしない、雰囲気重視の表現になっていきました。例えば添付した写真です。お世辞にも画質の良い写真ではありません・・・

家の近くの広い畑の中。一本の道があります。街灯は離れた所にぽつんとある。人通りもほとんどありませんので、女性が一人で歩くと危ない様な環境です。その真ん中でカメラを構えて静かに撮ります。実は三脚が無い状態だったので手持ちです。ちょっとブレ過ぎましたが、雰囲気は撮れました。もう少しクリアでも良かったと思いますので、いつかまたトライしたい場所ですね・・・


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2006年09月23日   夜景の撮影はむずかしい? 3


今日は完全にハードの話です。

本来写真を撮るのが第一の目的なので、ハードの事をあんまりくどくど話すと野暮ったくなります。しかしながら、目的を遂げるために道具選びはとても大事です。そのためにうんちくを話すことにします。最近の天文雑誌の記事もデジタル特集でわいておりますし。ここでの画質の話は、夜景と天体に限る範囲で発言します。意見は完全に私の個人的主観によるひとつの見方です。(用語の記述や説明に私自身の認識ミスがありましたら、どうぞご容赦願います)

夜景〜天体写真は状況が特殊ですので、普通の撮影以上に細かい諸条件が気になってきます。感度設定を上げ、シャッタースピードを遅くし、ピントは合わせづらく、撮影後の画像処理が有る程度必要になったりもする・・・その結果、特に気になってくるのがノイズ問題。肉眼で見ている現実世界に、存在しないものが写真に発生するのですから違和感を感じます。写真の表現の味として受け入れれば良しと思える場合もありますので、ケースバイケースなのですが・・・

フィルムカメラでは、画質を左右する一番の条件はフィルム自体にありました。色調や感度・解像度までもフィルムの銘柄を選ぶ事でコントロールしていましたから。メリットは、安いカメラでもフィルム次第で充分高画質な写真が撮れたことです。デメリットは、フィルム1本使いきるまで、その銘柄の条件に束縛されること。具体的に言えば、途中で感度設定を変更することは出来ませんでした。薬剤による現像という中間処理がある為です。デジタルカメラになって、1枚1枚ごとに様々な設定が変更出来るようになったのは大変なメリットです。しかしながら、しばらく使っていると、マイナスの面も気になるようになってきました。

それは、フィルムにあたる撮像素子の問題です。

デジタルは設定を様々に変える事が出来るのですが、撮像素子だけは変える事ができません。そのデバイスの持つ癖からは逃れられないことになります。CMOSやCCDやFoveonと呼ばれる撮像素子がカメラボディの中に組み込まれていますが、これがくせ者でした。その種類によって物理特性に随分違いがあると判ってきました。キャノンのCMOS系とソニーのCCDではかなり違います。

キャノンとシグマ・富士フイルム以外のカメラメーカーの多くは、ソニーから撮像素子の供給を受けている様です。また、撮像素子から得られるデジタル信号を処理するプロセッサの味付けにも大きく左右されます。キャノンのDIGICやパナソニックのVinus、ソニーのBionzと呼ばれている画像処理エンジンがそうです。メーカーごとに違いますし、同メーカーでも発売された機種毎でも差があったりします。アナログ時代では、コダクロームのPKRが良いだの、富士フイルムのベルビアは好きか嫌いかなど・・・フィルムの銘柄論議が盛んに行われていました。それがデジタル機器にも起こっているのだと感じています。

ハードの話はハード好きの者同士ならともかく、一般のユーザーにその説明をくどくどするのは難しすぎます。私にしても、何年も続けているから有る程度判るのであって、いきなり専門用語を並べられても理解できるわけがありません。ただ、そういう状況があるのだというを話しておかないと、この後発言する根拠を疑われかねません。

ここまでが前振りです。
いつもながら長いコメントになってしまいました。

写真は近所の電柱。99.9%の人はこんなもの撮らないでしょう・・・


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2006年09月23日   夜景の撮影はむずかしい? 4



夜景と天体写真を撮る場合の、具体的な機材に付いてのコメントです。これは、人によって大きく意見が異なるので、私の一意見ということです。ご時世から言ってデジカメに絞ります。

1.夜景と天体は被写体が暗いため、構図と明るさの決定が難しい。だからファインダーにはこだわる。 

基本的に三脚を使用することもあり、あえて一眼レフタイプのカメラを押します。その場合、EVFタイプのネオ一眼ではなく、ペンタプリズムorペンタミラーを機構にもった光学ファインダーの一眼レフカメラ。最近のコンパクトデジカメは光学ファインダーを省いた機種が多いのでNG! ちなみに光学ファインダーが付いていたとしても小さすぎます。見にくい・・・何故、EVFや液晶画面での確認が駄目なのかというと、電気的に輝度を増幅されたファインダーは、正確な明るさを確認出来ないためです。実際よりも明るく見えるため、構図の決定には良いかもしれません。ですが、モニター越しに見ている為、実際に写真を撮るとイメージが一致しません。

では、一眼レフの光学ファインダーは完璧かというと、そうではありません。目の前の風景が暗ければ、当然ファインダーの中も真っ暗に近い。見にくいです。ですが、ありのままを見て構図を決めるという訓練を積んでもらいたい所です。ファインダーの視野率と倍率については、カメラのグレードによって差があります。購入する場合には、必ず自分の目で見て納得してからにすべきです。

2.感度設定をどの位にするかは重要な問題

フィルムカメラを使っていた時には、どの位のISO感度のフィルムを使うか?選択が迫られました。デジカメになってからは、感度設定で自由に好きな感度を選べます。しかしながら、高感度にすればするほどノイズが発生する。感度を上げた場合のノイズがどの位かは、ネットを検索すればいろいろな作例を見ることが出来ますが、実際には使い込まなければなかなか把握出来ません。夜景ではISO400以上、出来れば800位の設定は使いたいところです。

そうなると、その設定でノイズの少ないカメラは機種が絞り込まれます。私はニコンユーザーですが、あえて言うならば現状では、キャノンと富士フイルムのどちらかが良いと判断しております。これはカメラの撮像素子がノイズ処理に優れているCMOSかハニカムCCDを採用しているかの選択です。一言で言うとCCD以外であること。2006年秋の時点ではそういう判断をしております。今後変わっていくかもしれませんが・・・あえてCCD撮像素子を使用したメーカーの一眼レフデジカメを選ぶとなると、撮影後の画像処理は必ず必要になると思った方が良いです。そしてそれなりの詳しい知識が必要になります。私はニコンD200を現在メインに使用しておりますが、天体や夜景撮影に使用した場合は、撮影後の画像処理にかなりの手間を要しているのです。

3.画像処理を前提としたRAWモードは覚えた方が有利

一眼レフデジカメにはこのモードがあります。一般的にコンパクトデジタルカメラにはついていない機能。何かというと、撮像素子からの生のデジタル信号を記録するモードです。通常はJPEGという、圧縮されてサイズの小さなファイル形式で記録するモード。JPEGはいわば、現像処理された後のフィルムの様な存在。すでにデジタル信号としては安定しているので、追加の画像処理に向いていない。後から手を加えると「崩れやすい」性質があります。TIFFというファイルは、無圧縮で画質の劣化が少ないのですが、ファイルサイズが巨大になりすぎます。使っている人は少ないのではないでしょうか。通常撮影モードとしては除外。RAWモードは、メーカー毎に互換性はありませんが、専用のレタッチソフトを使って、いろいろな現像処理が可能です。自分の思ったイメージに調整することができるというメリットがあるのです。

4.レンズを選択する・・・

一眼レフタイプのデジカメにしか出来ませんが、自分の撮影用途にあったレンズを選べます。予算に応じて少しでも開放F値の明るいレンズを選ぶことが賢明です。明るいレンズというのは、暗い環境でもファインダーの視野を少しでも見やすくしてくれます。また 通常、絞りというのは開放から2〜3段絞って使用しないとそのレンズの性能が出ないと言われています。だから明るいレンズを数段絞って使う。安いレンズはF5.6当たりから始まりますので、2段絞るとF11になってしまう。かなり暗いです。

5.マニュアルレンズをあえて使う

これは私が特にこだわっている方法論です。夜景で撮影すると、遠く無限大の焦点距離でフォーカスを合わせます。ならば、フォーカスリングは無限大方向に目一杯回しておけば良い?これは間違いですね。特に天体写真では、点の様な星に焦点を合わせる場合、フォーカスリングをコンマ数ミリ動かすだけでピントがボケます。結果、せっかくの天体写真がまったくつまらない写りになってしまう。

ではどういう配慮が必要になるかというと、撮影中にピントリングをマニュアルで操作しやすいもの。私は、夜景と天体を被写体にした場合、あえてフィルムカメラのマニュアルオンリーのレンズの使用をお勧めします。オートフォーカスのレンズはリングが軽くて固定しずらい。撮影中に動いてしまう可能性が大きいのです。テーピングするという手もありますが・・・オートフォーカスの一眼デジカメにわざわざ昔のマニュアルレンズを使う・・・極論かもしれません。マウントが会わない場合には、マウントアダプターを使用する必要もあります。私はこの方法を実践しております。

いくつかのお勧め理由を述べました。何かしらの参考になれば幸いです。

写真は中国 上海の市街 1997年の夏 Nikon NewFM2 FUJI RHP


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2007年08月05日   花火と盆踊り 1


地域に根ざした行事・・・夏場には花火と盆踊りがあります。今日は近くの自衛隊が主催するお祭りがありました・・・私は夕方まで仕事に出かけていましたので、一度帰宅してから見に行く事に。

ここは普段は空挺部隊の演習があり、パラシュートの降下訓練用の大きな施設もあります。定期的に大型の輸送機が旋回訓練をするので、近隣の住民はかなりやかましい騒音被害を頻繁に受けています。
また・・・自衛隊基地は軍事施設ですから 日頃一般住民との交流はありません。それだけの関係では あまり歓迎される存在とは言い難い状況です。

そこで、年に一度の交流の場として施設内を一般に公開する日がある訳なのでしょう。それが今日の花火&盆踊りプラス目一杯の出店・・・盛りだくさんです。毎年人気もあるみたいですね。久しぶりにここのお祭りを見に行きましたが、広大な敷地にはやはり驚きますね・・・

せっかくなので、今回は花火にレンズを向けてみました・・・しかしながら今回は・・・人が大勢いるのでとても三脚使用は却下?いやいや それ以前の問題を心配しました。基地の入り口には検問が有ります。大きな三脚は「これは何だ!」と注意される可能性があるかも?祭りで面倒事はイヤなので(気休め程度の)一脚を持参しました。短くたたんだ状態で小脇にかかえ、目立たない様に入り口を通過・・・私は小心者ですねー(苦笑)

花火撮影は1〜1/2秒程度のシャッタースピードが必要になるだろうと思っていました。だから少しばかり感度アップすれば大丈夫だろうと・・・でもその見込みは甘かった。今日の花火の明るさ(露出)を計ってみましたら 更にISO感度を800〜1600以上にしても厳しいと判明・・・一脚だけでは対応しきれない!結果は惨敗・・・隅田川の大花火クラスとは花火の大きさ(明るさ)が比較にならないレベルだったのでした。予算少ないのかなー(笑)結果 数十カット撮影して4〜5枚見れる程度・・・苦労した割に成果が少ない。見てきた証拠に一枚アップしますが(汗)

せっかくのお祭りだったのですが、盆踊りは遠目で見るだけでさっさと帰ってきました・・・今週は私は疲れている様です・・・


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2007年08月06日   花火と盆踊り 2


昨日のコメントでは盆踊りについて ほとんど触れていませんでした。
写真を交えてちょっとだけ補足・・・

ここの会場では 中央にパラシュート降下用と思しき鉄塔がありますが、これがそのまま盆踊りの櫓代わりになっています。花火が終わると同時に あらかじめ待機していたおばさん達が頑張って踊っていました。でも、会場に来た人たちは ほとんど花火目当て?・・・参加率はよろしくありません。

屋台で買った焼き鳥にビール・かき氷を食べるとさっさと帰り始めます。盆踊りはおまけなのですかねー・・・そういう私も花火を見終わったら帰る気になっていましたので、同類なのですが。

芝生に腰をおろしてくつろいだ つかの間の観戦だったのでした・・・


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2007年08月19日   箱根の大文字焼き



箱根ではお盆の時期に毎年恒例の「大文字焼き」を行っています。正式には箱根明星ヶ岳の強羅大文字焼。山の中腹に炎の文字や絵を描く火祭りは 日本全国に色々ありますが、この「箱根の大文字」も結構有名らしい。私も見るのは久しぶりです・・・

最初 レストランの中の窓越しで見ていたのですが、それでは写真が撮れないので表に出ました。見晴らしの良い所は人だかりが凄いのでとても近寄れません。結局まともな場所取りは出来ませんでした。大文字焼きがほぼ終わりに近づいた頃、道の途中の人々が一気に居なくなりました。

地面にカメラを置いて数枚撮影・・・まぁ雰囲気だけは記録出来たのではないかと思いますが・・・構図もあまり良く無かったので、トリミングしてアップします。

1発だけ花火が入りました・・・


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2007年11月10日   機械の目にはこう映る


デジカメやビデオの様な機械というのは物理現象を律儀に記録します。
そのうちの一つにホワイトバランスと言うものがある・・・

人間の目はとても優れていて、脳が強力な補正をかけてくれるので少しぐらい赤かったり青かったりする光を白く認識出来ます。それが、機械の目は赤っぽい光はそのまま赤く認識する・・・

オートホワイトバランスと言う機能は、その色転びを補正する働きがあるのですが、この道の様に完全に色味に差がある複数種の照明下では どちらへの補正も許容を越えてお手上げになります。

自分の目で見たときはこれほど色の差は無かったと思います。機械が認識したカラーバランス。強調されたグラフィカルなイメージが残りました・・・


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2008年07月15日   見慣れてきた視界


今年の4月20日にコメントした、改築中のJR武蔵小金井駅です。
(→Memory欄 )

昭和の古い旧駅舎と平成のモダニズム?が 未だ隣り合わせで存在しています。(意識してレンズを向けないと残らない風景なのであえて撮っています)そして・・・仕事帰りに時折見上げる駅舎の照明がなんだか暖かい。

最初は、新しくし過ぎで周りと調和しないなーと感じておりましたがこの所その情景にだいぶ感覚が馴れてきました。そうして記憶が新しいものに馴染んで置き換わって行くのだと実感します・・・


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2009年08月01日   自衛隊の納涼花火大会


今日は地元にある自衛隊の基地敷地内で 恒例の花火大会がありました。

日頃 空挺部隊の訓練の為に、輸送機が市内上空を低空で旋回し、住民はその騒音に悩まされています。あまり良い住環境とは言えません。そんな中で年に何度か自衛隊の市民向けイベントがあります。やはり地域住民との交流を行うことでイメージの向上を計っているのでしょう・・・まぁ必要なことなんでしょうね・・・

今年は天気にも恵まれて大勢の人が集まりました。もう会場は満杯です!
出店の焼き鳥を買おうと列に並ぶと30分近くかかってしまいます(汗)

花火は・・・特別な大玉がある訳ではありませんが、打ち上がる距離が近いのでなかなかの迫力があります。写真に写っている鉄塔は、空挺部隊のパラシュート降下訓練に使う施設らしい。こんな塔のてっぺんから飛び降りるのはさぞかし怖いでしょうね。バンジージャンプも真っ青の高さです・・・

花火の最中はやや雲が多く、時折花火と鉄塔に挟まれた位置で月が顔を出しました。帰宅してからまた撮影ができるかなと気にしながら、雑踏をかき分けて帰宅しました・・・

SIGMA DP1 MF マニュアルモード ISO100 6sec RAW


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2009年10月18日   恵比寿ガーデンプレイス


昨日は所用があって東京 恵比寿界隈に足を運びました。

夕刻 帰宅する時に、恵比寿ガーデンプレイスを通過しましたが、ここは知る人ぞ知る記念写真スポット。いつも通り過ぎてばかりでちゃんと写真を撮った事がありません。そう思ったので 数枚だけですが撮って来ました。

綺麗に整備された空間には人工的な形式美があります。ゆっくり観察しながら撮ればきっと面白い被写体になることでしょう。そう思いながらも、帰りを急ぐ状況でしたので歩きながらのスナップになりました(汗)

中央部のコンコースには次のイベント展示の準備らしき櫓(やぐら)が組まれていました。ここは活気と予算がある場所でうらやましいですね・・・


SIGMA DP1 プログラムモード -0.3EV

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2010年02月02日   雪の夜の街灯


今日の天気予報では午前3時ころまで雪が降ると言っていましたが、こちらではほとんどやみました。窓から外を眺めると、5センチ位積もったのではないかという程度の銀世界。人気の無い街灯の下には、白い空間が寂しさをかもし出しておりますね。

本来ならカメラを持ってちょっと散歩にでも行きたい所ですけれど、どうも今体調が良いとは言えず、また暖かい布団を目の前にしてすっかり寝る気になってしまいました(苦笑)手抜きですが、アパートの階段からちょっとだけ表を覗いてそこからスナップ。雪が降ったという証拠写真を収め、ブログにアップしたら即寝ます。

朝になったら家の前の道路と駐車場の雪かきだ。うちのアパートには老人が多いので、こういうことは比較的若い世代の義務と責任でありますからして・・・


Nikon D700 NikkorAiAF85mmF1.4→2 ISO4000 絞り優先モード -0.7EV

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2012年04月05日   四谷の夜桜


夕方 四谷方面に仕事の打ち合わせで出かけておりました。帰宅時にJR四谷駅前を通りかかると、中央線沿線の土手の上に桜が見える。これは夜桜の写真など撮っている場合だ!と足をそちらへ向けました。桜並木の通路には、会社関係の場所取りがしてあり、夜の宴会が。サラリーマンのみなさん夜遅くまでお疲れさまです。思い起こせば私も20年位前こんな事をしていた様な気がします。

それにしても一つ困った事が・・・夜景を撮るのにコンパクトデジタルカメラではちょっと厳しいものがあるのですね。今日は夜桜を撮ることを想定していなかったので、一眼レフカメラを持って来ていなかった。コンデジの高感度設定で夜景を撮っても画質的に無理が出るのは分かっていますので・・・



たまたま鞄の中にゴリラポッドという簡易ミニ三脚が入っていたのは幸いでした。手すりや金網にこの脚をからませて、長時間露光が可能です。ISO感度を落として1秒前後の露出で夜景を撮って来ました。ピントがやや甘いのですが、まぁ雰囲気が分かればいいかというレベルですね・・・


RICOH CX2 プログラムモード -0.7EV セルフタイマー撮影
ゴリラポッド三脚使用






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2012年8月17日   箱根の大文字焼き 2012


大文字焼きというと一般敵には京都の五山送り火の大文字が浮かぶと思いますが、箱根にも大文字焼きがあるのです。毎年お盆の時期に、その大文字焼きと打ち上げ花火のセットで夏のお祭りが行われています。

昨日家族で箱根に一泊の旅行に行って来ました。大文字焼きと花火を見て来ました。私は過去にも何度かこの催しを見に行っておりますが、子供が生まれてから家族みんなで行ったのはこれが最初です。

大文字焼きは松明を大の字の形に並べて火を付けるもの。これも一種の送り火というものなのか。ほんの1時間ほどの催しでしたが、夏の日ならではの風景のメモリアルとして記憶に残りますね。



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