クワガタムシを飼育してみよう!


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動物観察日記

 


2012年11月25日  アマガエルたちの冬眠準備


うちで飼育している雨蛙は現在5匹。春先にはもう何匹か居たのですが秋までに体調を崩して死んでしまった個体もいます。両生類である彼らは、本来たくさん生まれてどんどん淘汰されてある一定数が生き残り、次の世代を繋いでいく厳しい掟の中で生きています。少しでも体力が弱ると後は自然の摂理に従ってその生き死にが決まってしまう事も多し。

しっかり寿命を全うすれば雨蛙は10年くらい生きるそうです。5匹は1歳から3歳までいますが年相応に大きくなって体格もそれぞれ違う。同じ歳同士で水槽毎に分けて世話をしていますけれど、一匹一匹にかなり個性を感じます。明確に区別が付くようになりました。表情も違うのだと言ったら皆さんに信じて貰えるだろうか(笑)

うちの雨蛙たちは毎年初夏に市民プールの大掃除前に、とんぼのヤゴ救出作戦時に採って来た個体が多くいます。庭には自然の中でしっかり生き延びている個体もおります。保護して室内で飼っているのは元々生育状態が良くない不健康優良児。一度餌付けをしてしまったからにはもう自然界には戻せません。自分で餌を取るたくましさが失われてしまっていますので、途中で開放するのは死の宣告に等しいからです。なのでその一生をちゃんと面倒を見る覚悟で世話をしています。別の理由もあるのは以前述べましたけれど・・・

蛙たちは春まで冬眠して過ごします。室内でずっと飼っているとそのタイミングを逸してしまうので、こちらで準備をしてあげねばなりません。ここしばらくは栄養価の高いミミズなどを与えてしっかり太らせました。体力をつけてやらねば途中で死んでしまいます・・・3年目の個体は既に2回冬眠していますが、今年の春産まれた個体にとっては越えねばならないチャレンジの冬になります。

温度と湿度のコントロールはしっかり管理してやらねばなりません。私のやり方は小型のケースに葉っぱと水苔それに水を入れた小さい器を用意してやっています。冬眠用のケースに入れたら徐々に外気温にならしておき、表にあるロッカーの暗所に入れて春先まで放置します。水が干上がってしまわない様に2~3週間おきに確認することは大事です。来年の春に無事に冬眠から覚める事を祈っております。














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2012年7月18日  最後のおたまじゃくしがカエルに


庭のビオトープに最後まで残っていたアマガエルのオタマジャクシがやっと蛙になりました。他の先輩たちに遅れること約一ヶ月。マイペースでもちゃんと大人になれたのだから結果オーライか。

他のアマガエルたちは梅雨の雨のさなかに方々に散って行きました。この所うちの庭で見かけるのはたまに植え込みの葉の上にいる一匹のみ。みんな元気に生き延びているだろうか・・・







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2012年6月14日  今年のアマガエル


先月末に市内の谷津田でおたまじゃくしを採って来ました。その時すでにそこそこ大きくなっていたので、その後すぐに足が生え、現在水際で外界を伺っている状態になりました。

まだしっぽが付いていますけれど、あと数日以内に陸地に出て行くことでしょう。毎年私が採って来るオタマジャクシはほとんどがアマガエル。うちの両隣の近所には緑の多い庭が続いているので、近隣に拡がっても生きて行ける環境があります。昨年春はうちの庭の水場に戻って来て卵を産んだ個体もいました。ただ、中型の鳥に狙われるのは谷津田にいてもうちの庭にいても同じことです。自分の身は自衛してもらって生き延びてもらいたい・・・

現在室内で飼育している4匹のアマガエルについては、最近コメントしていませんでした。ケロたんとビッキーは体が一回り大きくなりました。生まれつき片目の無いジャックは、相変わらず自分で餌を捕まるのがヘタなので私が看護している状態です。4匹目は昨年春にオタマからかえった個体で名前はまだ付けてなかったっけ・・・

今年の大人になった個体からも一匹選んで室内組の仲間になってもらう事にしました。私がカエルを飼育して様子をみているのには実は理由があります。ここ数年、市内のカエルにもウィルス性のツボカビ病が拡がりつつある事が報じられています。ツボカビ病はカエルのエイズにあたる恐ろしい病気。一度かかったらおしまいらしい。すでにヒキガエルとウシガエル・ダルマガエルの数は激減しているそうです。アマガエルは乾燥に耐え 陸地で生活するスタイルなので比較的感染しないと言われていますが、実際には分かりません。環境保護のNPOで活動している生態系に詳しい人に以前聞いた話では、市内からカエルがいなくなる可能性すらあると言う事でした。数匹だけ保護して生き延びさせたってそれが何かの意味に繋がるかどうかは分かりませんが、感じる何かのインスピレーションがあって、私はカエルの飼育をすることにしました。アマガエルの寿命は10年以上とも言われているので犬猫と同じ位生きるかも知れません。責任を持ってしっかり面倒を見ていくつもりです。

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2011年10月8日  アマガエルのノド袋


「カエルの唄が聞こえてくるよ♪・・・」
と言う歌詞がありますけれど、実際にカエルがノド袋を
膨らませて鳴いているのを見る機会は少ないと思われます。

うちで面倒をみているアマガエルのケロたんは、
ごくたまに水槽の中でゲロゲロと鳴いていますが、
その様子を確認しようと近づくと鳴くのを止めてしまう・・・

なんとかカエルがノド袋を膨らませている写真が撮りたいと
以前より狙っていましたが、やっとそれらしいのが撮れました。
水槽に近づいて蓋を開けると、当然泣き止んでしまうので
これはノド袋がしぼむ前のちょっと膨らんだ状態・・・

目一杯膨らまして鳴いている瞬間が撮れたら
それはちょっとした快挙かもしれません・・・

動物ドキュメンタリー番組などの映像は、専門スタッフが1カット
撮るのに 時には何週間も現場に張り付いて得ているものです・・・

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2011年9月15日  少しメタボな蛙たち!?


この前うちの蛙たちの話をしたのは5月でしたっけ。
うちの雨蛙は現在4匹おります・・・

昨年から水槽で面倒を見ているピッキーとケロたんは私を怖がらなくなったので、手から餌をいくらでも食べてくれます。今夏はミミズを食べる様になりました。それは庭の土を掘ればたくさん採れるので、餌探しが楽になりました。結構大きく長いのでも、ばくばく食べますのでちょっと栄養過多になりつつあるかも。雌のピッキーは、春先に比べて1.5倍ほどはデカくなったと思います。正直言って、こんな大きな雨蛙は私は自然界では見たことがありません。小型のトノサマガエルに達する勢い(汗)

一方 春先に再度保護した片目のジャックは、偏食が激しい奴で、地蜘蛛かシジミ蝶・小型の蛾しか食べません。なので相変わらず痩せています。でも元気。

あと初夏に庭で新たにおたまじゃくしから大人になった新入りが一匹。最初からかなり小さな体格だったので、チビと呼んでいます。こいつは人を恐れているので、カメラを向けてもすぐに飛び跳ねてしまい、良い写真が撮れていません。こいつも小さなミミズを食べる様になったので、秋までに片目のジャックの大きさを越えるかもしれません。

先日・・・無農薬野菜を少し買って来ました。するとその中のトウモロコシに立派な青虫が。これはモンシロチョウでは無いですね。私も見たことが無いやつだ。大きさが手頃なので、ケロたんの友達になってもらいました。ピッキーにはミミズの差し入れ。その様子を動画で撮りました。普段からこんな感じで、かわいいです。


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2011年7月11日  トカゲもぐったりする暑さ


一ヶ月ほど前、テレビの某気象予報官が、今年は昨年の様な酷暑にはなりませんと言っていたのに・・・現状はみなさん体感している通り(汗)予報はあくまで予測であって、保証などはないのですね。想定の範囲外という見込み違いは最近専門家が日常的に使う言葉の様に感じます・・・

今日の千葉湾岸部の気温は約32度。うちの庭でも、暑さの影響を確認できることがありました。カナヘビが葉っぱの上でぐったりしてました。そっと手の上に乗せても、何だか逃げる元気が無いみたい。iPhoneで写真を撮っている間もとても大人しく、時々目を閉じて辛そうなご様子でした。おかげで、普段見られない至近距離でよーく観察させて貰いました。

カナヘビはその後 涼しい木陰の葉っぱの上に放してやりました・・・

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2011年6月19日  今年のカエルに異常あり?


6月2日に、庭の人工池のおたまじゃくしの様子についてコメントしました。その後の様子なのですが、大変残念な事件が発生してしまいました。何やら病気が発生したらしく、ほんの数日間の間に、体が白っぽくなって死亡する個体が続出。何と9割がたが亡くなってしまいました・・・

今月あたまに「トンボのヤゴ救出作戦」を行った時に、地元の自然観察倶楽部に所属している人達も参加してくれまして、その時に不吉な話を教えてくれました。何かと言うと、最近関東圏内において、カエルのエイズとも言える「ツボカビ病」が発生しているというもの。千葉県内においても、多くの場所でその存在が確認されているらしいのです。牛の口蹄疫や鶏の鳥インフルエンザに匹敵する死の病で、両生類がかかってしまうと助かる確立はとても低いらしい・・・

万が一それが身近に来ているのだとしたら、うちのオタマは死に絶えるかも。下手をすると室内で飼っている、アマガエルにも感染してしまいかねない?それほど爆発的で強い感染力があるそうなのです。何らかの病気が発生したのは確かだと思われますが、それがツボカビ病だとは断定できないので、生き残った数少ないおたまじゃくしを現在 池から隔離して別の水槽環境にて保護しています。何とか生き延びて欲しい。

写真は、あと少しで丘にあがれるヒキガエルの個体。とても表情があって愛くるしい存在に感じます。


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2011年6月12日  カナヘビ


日本にいるトカゲの中でもポピュラーな存在なのがカナヘビです。
ニホントカゲと並んで身近によく見かけます。

庭にお腹を大きくしたカナヘビが現れました。
これは恐らく雌で卵を抱えている可能性あり。
動作もとてものろくてカメラを近づけても速く動けません。

チャンスとばかり 至近距離で何枚かスナップを。
なかなか可愛い顔をしています。
うちの庭で繁殖して増えてくれるでしょうか・・・


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2011年6月6日  アマガエルのご飯


カエルを飼育しているとしなければならない事・・・餌を調達する必要性。カエルが何を食べているかと言うと、これは生き餌に他なりません。つまりは小さな昆虫がメインとなります。具体的には、ハエ・蝶・蛾・蜘蛛・芋虫・ワラジムシなどで、雨蛙の口に入るサイズのものが条件ですね。

餌探しは天気次第。アパートの小さな壺庭であっても、晴れてさえいればよく観察していると色々な昆虫がやってくるので、意外と難しくありません。ただ、昆虫は気温がそこそこ高くないと活動を始めないので、肌寒い日には苦労することもあります。また、今の梅雨の時期で雨が降っている日は駄目ですね。ご飯はお預けになります・・・

蛙が最も喜んでくれるのはシジミ蝶や小型の蛾(写真)などかな。何故かというと、蛙は動いている対象でないと、その存在を認識できないからだそう。例え目の前にいてもじっとしていると、見つける事が出来ないのですね。そういう目の構造なのであります。だから、帳や蛾などの「バタバタ動き回る」存在はとても食欲がそそるみたい。

かくして、身の回りの小さな昆虫を捕まえることは私の日課であります。アパートの階段の踊り場にある網戸などにハエや蛾がいると、思わずこう思います。
「美味しそうなご飯がいる!」
もちろん私が食べる訳では無いのですが、蛙の立場になって考えるとそういう言葉が脳裏に浮かびます。端からみるとそういう感覚は少しおかしい様な・・・


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2011年6月2日  おたまじゃくしの後ろ脚


アパートの庭の人工池で卵から孵ったおたまじゃくし。

ここのところ、人工池の水が濁って来ていました。少し餌をやり過ぎて、それが傷んだのかも知れません。底の泥をすくってみると、嫌気性の細菌が沸いたと思える臭いがする。要するに泥までが腐っているのです。このままでは水質がどんどん悪くなって、生存に悪影響が出そう。おたまじゃくしをバケツにすくって、池の水を一旦汲み出して、汚泥を除去しました。

おたまじゃくしの様子は・・・生まれた時期が一月近く遅かったと書きましたが、その後順調に成長しています。この数日で、後ろ脚が出て来たのが確認できました。この後は、急速に成長が進むことでしょう。小さな蛙となって陸地に上がる日がたのしみであります・・・


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2011年05月14日  人工池のおたまじゃくし


4月の24日に、私が庭に設置した人工池にヒキガエルが卵を産んだ話をしました。その卵から孵ったおたまじゃくしで、現在水面には賑やかな状態です。この数日は池に熱帯魚の餌を撒いてあげています。カエルは肉食ですが、子供時代のおたまじゃくしは雑食性なのが不思議な所なのですね。


さて、毎年のように生き物の生態を観察していると、今回のうちの庭でのヒキガエルの繁殖が、時期外れなのが分かります。本来なら3月末に卵が産み出され、4月中に成長し、5月の今頃は手足が生えて陸に上がり始めるのが普通。つまり一ヶ月ほど遅いのです。

それは何故か?と言うと、普通ヒキガエルは水田に水が引かれたそのタイミングで産卵するからです。それが3月末頃なのですね(関東の場合)5月に入ると水田には苗が植えられるので、その頃にはその場から脱出しなければならない。ヒキガエルやトノサマガエルなどは、日本の稲作のタイミングを遺伝子の中に記憶して知っているはずなのです。5月に入ってまだオタマジャクシであると、水路から流されてしまう恐れ有り。だからダメなのですね・・・ちなみに沼地に代々生息するヒキガエルの個体は、また違うタイミングを会得している可能性がありますので例外。

今のタイミングだと、手足が生えて成体になるのは6月末になりそう。
今年もその旅立ちを見送りたいと願っております・・・




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2011年05月2日  アマガエルも繁殖期?


先日庭の人工池にヒキガエルが卵を産んだ話をしました。その後・・・その卵は白く濁ってしまい、かなりの割合の卵の寒天質がトロトロに溶けてしまった。卵の数が一気に減ってしまいました・・・残念ですが、これも自然の摂理。仕方がありません。

そうこうしている内に、水槽にいるアマガエルのケロたんとビッキーがねんごろになっていました!水槽内に水場も用意してありますので、もしかしたらもしかする・・・

あと、もう一つ朗報がありました。昨年秋に、餌をほとんど食べなかったので一旦野外に解放した片目のジャック。庭先の地べたを歩いているのを発見して保護。今はまだ草の丈があまり無く、このままではすぐに鳥の餌食になってしまう。またしばらく餌付けを試みて面度をみてやろうと思います・・・さて、ハンデがあるこいつが生き延びているのだから、他の個体も元気にしている期待が出て来ました・・・


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2011年04月24日  庭の人工池に蛙のたまご


今朝 庭の人工池の水を少し入れ替えておこうと覗いたところ、驚くものがそこに有りました。ヒキガエルの卵。私が設置した人工池に蛙が卵を産んでくれました。感動です!人工池を設置してから約2年目。これを期待しておりました。


そしてちょっと離れた所にあるプランターを使ったオモダカ用のビオトープに、立派なヒキガエルが休んでおりました。私が2年前にオタマジャクシを田んぼで取ってきて育て、蛙になったところで庭に放した
ことがあります。おそらくその時の個体が育った場所を憶えていて、戻ってきたのだと思われます。


それにしても、この2年間の間、私は狭い庭の中で、大きくなった大人のヒキガエルを一度も見かけませんでした。庭の外は、すぐにコンクリートが続く地面で、反対側はフェンスがあって1mの高さの落差があります。この庭から一旦出てしまうとそう簡単には戻ってこれないはずです。それが不思議。

蛙が住める環境は、バランスの取れた自然が維持できていると思います。命のサイクルがここで繰り返されるのであれば、それはとてもうれしいこと。今後も彼らの生存のために、出来る努力をしていきたいと思います。


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2011年4月7日  雨蛙 無事に越冬しました


昨年 オタマジャクシから育てて、うちの庭で大人になったケロたんとビッキー。蛙を飼育して、人工冬眠をさせるというのは私も初めてなので緊張しました。でも、無事に乗り越えられたようです。湿った土と葉っぱにくるんで水槽に入れ、ベランダのロッカーの暗所に置いておいた。その水槽をそっと取り出しました。二匹とも特にやせ細った感じも無く見た感じ異常なし・・・土の色に合わせて若干茶色に体色を変化させております。まずは暖かい日向にてリハビリをさせ、小さな虫を与えて元気になってもらいましょう。

こんな小さな生き物でも、面倒をみているとちゃんと情が湧いてくるので、とても可愛いと思えてきますね(笑)


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2008年8月5日  カブトエビ


7月25日のブログで紹介した「エビ伝説」のレポートをすっかりサボっておりました。

エビは水に卵を入れた翌日には孵化し、1mmに満たない大きさのプランクトンが数匹泳いでいるのが確認出来ました。数日間は倍々のスピードで成長し肥大化を確認!驚くべきスピードで形態が変化していきます。一週間で四匹が残り、7〜8mmの大きさに達しました。その変化をちゃんと記録しなかったのは迂闊でした(汗)でも数ミリの大きさをクローズアップレンズで写し止めるのもなかなか難儀です・・・

その容姿は・・・確かに兜(かぶと)を被ったイメージですね。なかなか格好良いですが、動きは何となくワラジ虫が泳いでいる感じです。泳ぐスピードは割と速く、水槽の壁に当たるとクィックターンして反転します。俊敏な生き物であります・・・

ところが・・・粉末の餌を少しやり過ぎたのか?水質が悪化していた様です。昨日あたりから元気が無くなってきたかなと思った矢先、二匹があっと言う間に昇天してしまいました。これはマズイということで、写真を撮ってから生き残りは、最初の予定通りベランダの睡蓮鉢に放しました・・・

もう少し早く放して置けば良かった・・・
出来れば、睡蓮鉢の中で繁殖して欲しい所です・・・


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2008年7月25日  プランクトン飼育セット


最近 ホームセンターで面白いものを見つけました。

「エビ伝説」

日本の水田にかつて普通に見かけたとされるカブトエビ・・・その飼育セットです。(カブトガニでは有りませんので念のため)昆虫欄で取り上げる分類ではありませんが、動物欄にもそぐわないのでこちらでコメントします。

実はコレ・・・少なくとも20年位まえから存在していた商品。雑誌のラストページなどにある通販コーナーや「王様のアイデア」ショップで扱っていました。姉妹品にホウネンエビ(淡水産)のセットもあります。こういうプランクトン飼育セットの発想は、もっとずーと昔からありました。

「シーモンキー」

この名を憶えている人は少なくないと思いますが。こちらは元々外国の塩水湖にいる小型エビがその正体。乾燥したまま何十年もの間 冬眠し続ける事が可能な卵。当時「蘇る恐竜の卵」なんていう少し怪しいキャッチコピーでけっこうヒットした商品であります。その値段が数千円したのは、今思うとめちゃくちゃ高価で不当でした。

何故ならば・・・熱帯魚ショップに行くと、ブラインシュリンプと呼ばれる魚の稚魚用のエサとして安く売っていたからです。略してプラインなどとも呼ばれていましたが それらは商品名であり、学名はアルテミアサリーナというエビの一種。安いと言っても時価で販売されていますので、安い時に大量に買っておき、冷蔵庫に保管します。数年程度は楽に持ちます・・・

私はグッピーの稚魚用にブラインは一日おきに孵化させています。水道水に粗塩を入れおよそ30%程度の塩水を作ります。ブラインの卵を入れると水温28度ほどの今の時期では15〜20時間でプランクトンが生まれます。それをスポイトで吸い取って魚に与える。簡単に作れる栄養価の高い「最高のエサ」なのであります・・・カブトエビは淡水で飼育できるのが面白いところ。これから孵化させて、睡蓮鉢に泳がせる計画。夏場は緑藻が繁殖するので、それを食べてもらうのが目的です。

そう言えば、シーモンキー飼育セットは名前を変えて、学研の学習の付録として毎年子供達の手に渡っているはずです。一度は試してみると面白く可愛いエビちゃんです(笑)


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