2007年05月05日 猫の能力と思考力・・・
久しぶりに親戚の家に行き、そこにいる猫のジョンにも会ってきました。最初 彼には随分敬遠されておりましたが、何度も声をかけているうちにやっと逃げなくなった・・・私を覚えてくれた様です。今では頭を撫でても大丈夫に。
犬は 人の百万倍ある嗅覚能力を持っていると聞きます。臭いで人間一人一人の区別が可能。しかも一度嗅いだ臭いを忘れないそうなので 覚えていてくれる訳です。視力は色弱で近眼、動体視力は優れている・・・
一方猫は「人の数万倍の嗅覚」があり犬には及ばないものの「人の1/6の光でものを見ることの出来る視力」があるとか・・・どちらかというと視力に頼ってモノを判別している傾向があるらしい。
(ちなみに聴力は 犬猫共に人の数十倍の感度を持っている・・・)
猫をいつも観察していますが、時折予想を超えた行動を見せてくれるので まだまだ分からないことが多い。彼らに感情があるのは明白ですが、本能以外の情や思考する力はどの位あるのだろうか?また よく感じるのは、気分がすぐに変わり先が読めないこと・・・
時折 遠い目になるのはいったい何を考えていることやら・・・
猫の表情にも 自我の様な心の存在を感じる一瞬があります・・・
(Fuji S5 Pro +キヨハラソフトVK50R F8程度に絞って使用)
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2007年05月31日 いるかのはなし
普段なかなか身近に見ることが出来ない存在 イルカの話題です・・・
日本ではイルカを間近に見る事が出来るのは 水族館やシーワールドの様な施設のある所です。 イルカはほ乳類なので水族(魚類)と共に扱うのはおかしいという意見があるのはさておき・・・
日本と海外でのイルカへの扱いには随分隔たりがあるなと私は感じております・・・
毎年春先に行われるマリンダイビングフェアに仕事で顔を出していると、そこでイルカや鯨保護のプレゼンテーションが行われています。群れからはぐれた個体(ハーミット・ドルフィン)が人との交流を深めた話や、1980年代に西インド諸島にあるプロビデンシャレス島に現れた「JOJOと名付けられた有名なイルカ」の話があるのを 私はこの場で初めて知りました。イルカと人間の親しい交流が始まったのは割と最近の話らしい・・・一部のハーミット・ドルフィンが人間を怖がらなくなり 共に泳ぐ様になって以来、ごく短期間に世界中のイルカの人間に対する態度に変化が現れたという話は とても興味深いものでした。
彼らは超音波を使って 水中でも仲間通しの会話をしていることが知られています。それもかなり高度な内容であるという研究結果が出ているとのこと・・・人を知ったイルカが仲間に情報を伝えているとも考えられています。欧米人がイルカや鯨を 知的生命の存在として保護しようとしている根拠が いくつか上げられている訳です。
私も 昔「わんぱくフリッパー」というテレビドラマで愛着はそれなりに感じていました。しかしながら当時 身近な生き物という認識までには至っていませんでした・・・
数年前にカリブ海に新婚旅行に行った時のこと、ドルフィンツアーというアトラクションに参加しました。 人工的な入江の中で、人を恐れない様に餌付けされたイルカと一緒に泳げるツアーです。 この時を含め、私は過去に数度イルカに触る機会を持っています・・・
イルカは水中に居ながら地上にいる人の声を聞き分ける事が可能です。彼らの友達(調教者では無い?)が吹く笛の合図で様々なコミュニケーションを取っているのを目の当たりにしました・・・ 「イルカは犬や猫と同等以上の存在なのだな」という感触を受けました。かなり知能が高い事を 実感できたからです。知識として知っていたのですが、それなりに感銘を受けたのは事実です。
ツアーの主旨としては、イルカと友達になるというプログラムがありました。ウェットスーツを着て、イルカと一緒に泳いだり、触ったりできる内容です。イルカの体は生暖かいゴムの様な質感で、とても不思議な感触でした。体長が2メートル近くありますので、高速で近づいてくると最初は少し恐怖を感じます。ですが・・・しばらくすると直ぐに認識が変わりました。まぁそれが目的のツアーなのですけれど(笑)
ドルフィンツアーは、かなりコストがかかります。そこで得た収益をイルカや鯨の保護の資金にするという掲示がありました。内情は観光の為の客寄せに利用しているきらいもあると思いますけれど、その主旨には一応賛同しております。何よりもまず「実態を知る」という事が大切なのだと思い知りました・・・
イルカについては これからもまた関わり合いを持つ機会があればと思っております・・・
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2007年07月01日 野良的な生活
ここはとある山奥にかつてあった廃校の校庭・・・
二匹の犬が元気よく走り回っていました。
彼らは広い敷地内でのびのび生きています。
野良犬ではありませんが、野良的な生き方をしている様に見えました。
とても生き生きしていて健康的に見えます。
人間がかまってやらなくても、十二分に楽しい暮らしをしているのかも知れません。
それはもう10年以上前のことです。
この二人はまだ元気にしているのか・・・
遠い時間の彼方に見た一つの風景です・・・
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2007年08月14日 ビルの谷間にくつろぐ
ビルの内側に中二階の広場やエントランスがある造りというのは珍しくありません。
ただ、そこは外界とは切り離された閉じた空間と言えます。
出入り口には二重三重の防壁があり、人間以外の生き物の往来を遮断します。
そんな所に複数の猫たちがくつろいでおりました・・・
ここで暮らしているのでしょう・・・
誰かが世話をしているのでしょうか?
トイレは何処で済ましているのか?
飼い猫の「しるし」は無さそうです・・・
そんな心配を余所に、彼らは冷たいタイルの上でじっと人の行き来を眺めている・・・
あくせくしている人間を観察している傍観者たりえる風貌をしています。
たくましく生きている猫たちでした・・・
写真は 猫に今ひとつピントが合っていませんがご愛敬で(汗)・・・
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2007年09月30日 ニホントカゲ
尾っぽがメタリックに青く輝くトカゲ。
関東地方では人家の回りでもたくさん見かける種類です。
ニホントカゲ
体に金色の縦線があるのが特徴です。
尾っぽが青いのは若いうちだけらしい・・・
3〜4年して成体になると、全身が胴体と同じ色になるそうです。
金色のラインが有る無しで「かなへび」とは区別出来ます。
今年はこの青い尾の幼体をたくさん見かける事ができました。
もの凄く素早いので ファインダーのフレームで捉えるのはけっこう難しいのです・・・
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2008年09月27日 多摩動物公園
今日は東京日野市にある多摩動物公園に行って来ました。
私としては小学生の時に一度行ったことがあるはずなので、
数十年ぶりの事です。
これは専門学校の私の授業の一貫で、みんなで写真を撮ろう
というカリキュラム其の一。
デジタル一眼レフの使い方講座であります。
難しい話は置いておいて・・・
私もデジタル一眼レフカメラを持って、ちゃんと動物園を
訪れたのは初めてかもしれません。
普段レンズを向けない被写体はなかなか勝手が分かりません。
特に動きの速い動物はとても手強かったです(汗)
それでも楽しい撮影会でした。
上から
アジアゾウ 日本の動物園で最高齢の55歳だそうです!
ユキヒョウ 猫くらいの大きさだったら連れて帰りたいです(笑)
インドサイ アフリカのサイとは頭が随分違いますね
コアラ コアラ館という建物の中で特別扱いでした・・・
コウノトリ 大きな鳥かごの中では赤ん坊は運べません・・・
ターキン 中国の山奥にこんな牛がいるとは知りませんでした
アムールトラ 本物は迫力があります
レッサーパンダ 立ち上がるのは千葉の風太くんだけなのでしょうか?
オラウータン スカイウォークと言う渡り場の上です 高いです・・・
オオカミ 痩せていて少し弱々しく感じました
カンガルー ぜんぜん動かずヤル気を見せてくれませんでした
Nikon D300 AF-S Nikkor ED 18-200 F3.5-5.6
ISO 200〜3200 状況に応じて設定
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2009年02月24日 キングサイズ
大きさのデカさを示す言い回しにキングサイズというのがあります。
王様の存在が大きいのは解りますが、何故に物理サイズの目安になるのか?
でも、キングと言えばもう大きいと決まっている。
そう言うイメージが出来てしまっているので異議申し立ては却下なのです(笑)
私の行きつけの本屋にはそのキングサイズがいます。
猫です。
過去にも一度紹介した事がありますね→2007.7/18 店の主・・・
昨日 入り口前で店番を務めていたので久しぶりに撮らせてもらいました。
最近 更にウエイトアップした様です。
恐らく体重は10キロ近くあるのではないかと思われる。
注目すべきは・・・単なる肥満なのではありません。
立ち上がって歩くととにかく大きい!
うちの小太郎もそこそこ大きいですが、それより更に二回りほどビッグ!
この日は何だかふてぶてしい顔をしていました。
こちらを振り向くと朝青龍の様な表情でした。
天気が悪かったので ふて腐れていたのでしょうか?
でも、いつもは穏やかでおっとりしている性格なのです。
そういえば・・・この猫とはずっと顔見知りなのですけれど
未だに名前を聞いておりません。店を出てからいつも気がつきます(汗)
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2009年02月28日 恵まれた環境にいる猫
午前中、親戚の家に墓参の用事で出かけておりました。
場所は住宅地ながら・・・その家の前には畑があります。
そして通路の脇には家庭用のコンポスト。
その上に鎮座していたのはこの家の猫のみかんです。
暖かい日射しの中でまったりとくつろいでいました。
彼女ももう14歳ですからかなりのお歳でしょう。
ここでは土の上を自由に駆け回ったり、もしかしたら
鼠やもぐらを捕まえることも可能かも知れません。
うちの小太郎やぼたんには望めない環境の中で生きています。
恵まれたおばあさんですね・・・
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2009年03月21日〜5月7日 おたまじゃくし
3月21日 <ヒキガエルの卵>
NPO活動の関係で地元の谷津田にちょくちょく行っております(→NPO欄のコメント)
そこの湿地にある水場でヒキガエルの卵を見かけました。俗に言う「トコロテン?」やっと見つけました!これは昨年オタマを、近所の田んぼを探し回って諦めたいきさつがあります。(→Biotope 欄 2008.4月30日のコメント )
アパートの庭にあるプランターの池に是非おいで頂きたい。庭には虫が多いので夏場には蛙に活躍してもらいたいからです。ちなみに・・・他の蛙ではダメなのです。ヒキガエル(通称:ガマ)は、普段は水が嫌いで乾燥に耐える蛙なのです。ほんのわずかな水場があれば、通常の庭でも生きながらえます。寿命も10年近くあるのです。
っと言うことで、湿地の管理をしている現場の人たちに一言ことわって、卵を少し持ち帰りました。恐らく一週間以内に卵は孵化しますが、無事に成体になるのは極めてわずかな確立でしょう。果たしてアパートの庭の主になる個体は現れますでしょうか・・・
4月2日 <もうすぐオタマジャクシ>
ほんの一週間ほどの間に卵はどんどん胚の分割が進み変化していきました。
これは中学校の理科<生物>の時間に習ったことですね(笑)
二乗倍に胚分割が進んだ卵はやがてだるまさんの様な形状になり
尾っぽの部分が次第に伸びてきます。
写真(3枚目)は3月23日で、寒天状の袋から卵が自然に離れていくところ。
現在 写真(4枚目)の様な状態です。
よく見ると、両生類の特徴でもあるエラの突起が少し確認できます。
4月20日 <順調に成長中・・・>
オタマがゆらゆら泳いでいるのを眺めていたのはすでに遠い過去・・・
それは実に数十年ぶりの風景です。私自身がいかに身の回りの自然から遠ざかっていたのかが分かります。
ヒキガエルは蛙の中でも水があまり好きでは無い種類。他の蛙よりも遅くに産卵し、オタマジャクシの期間は短めで、他の蛙よりも早く水から上がるそうです。日本の水田に水が入り、田植えが始まる頃に合わせて蛙たちは陸に上がる・・・そういう周期を体で覚えているというのは自然界が作った不思議なサイクルですね・・・
4月29日 <気温が低くて成長も遅め・・・>
おたまじゃくしが卵から孵って、もう20日近くたちます。
そろそろ後ろ足が生えて来ても良さそうな頃合いですが、二回り大きくなったにもかかわらずまだ至っていません。恐らく4月末の気温がいつまでたっても低いままだからかも。よく見るとしっぽの付け根が少し膨らんでいるので兆候はありますね(6枚目)
熱帯魚の餌を与えておりますが、少々問題があるようです・・・何割かのおたまがメタボリックに肥えてしまいました。ぱんぱんに膨らんでいます。どうやら栄養価が高すぎたのでは?と思います(汗)自然の状態では 苔なんかをつついているだけ?なので、余計なご飯を与えすぎたのかもしれません。全部同じに見えるおたまも、よく見ると1匹ごとに形に個性があって面白いです・・・
5月7日 <後ろ足が生えました>
数日前に短い突起が出ていたかと思ったら、もうしっかりした後ろ足の形になっています(7枚目)まだ体を支えるまでには達していませんが、葉の上に乗り上げて後ろ足をばたばたする様がかわいらしい・・・来週には前足も生え始め、尻尾は一気に短く縮む事でしょう。
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2009年05月15日〜5月22日 オタマから蛙へ・・・
5月15日 <前足が生えました>
5月に入っても関東地方は比較的涼しく 動植物の成長に影響が出ている様にも感じます。
うちのヒキガエルのおたまじゃくしもなかなか前足が生えてきませんでした・・・
それも今週半ばになってやっと変化を確認。
しっぽはまだ長いですが、睡蓮鉢の底の泥を足を使って歩くようなそぶりも見えます。
よく見ると頭前方両サイドがふくらんできました(1〜2枚目)
おたまじゃくしは おちょぼ口で藻なども食べますが、
陸に上がると虫を食べる肉食に変移します。
っとすると、口の形もだんだん左右に伸びて大きくなって行くはずですね。
撮影しやすい様にプラケースに数匹入れて明るい所で撮りました。
その様子を花子さんが興味津々で見ておりました(3枚目)
5月18日 <蛙の形になりました>
今朝見ると・・・
オタマジャクシの1/3近くがごらんの様なレベルに達していました(4枚目)
3日前よりも 手足に力が入る様になり、水底の上を手足を使って歩いています。
指でつついてみると、すでに上手く泳げない個体もいます。
後ろ足をバタバタしていわゆる平泳ぎの動作をします。
背中には模様が現れている。そしてよく見ると、口がもう蛙になっていました。
毎日あげている魚の餌を食べられるのかどうかは不明。
早い奴は数日中に陸に上がることでしょう。
小さな蛙のうちは天敵が山ほど現れます。
蟻やカマキリ・鳥などに襲われる可能性が高い。
庭には彼らが逃げ込める草むらと岩場を作ってあります。
あとは自力で生き延びて欲しい。
それが自然界の過酷なおきてです。
14:30 追記
先ほど睡蓮鉢を見たら、縁に何匹も張り付いていました(5枚目)
もうほとんど尾が無い奴がいる!
前足が生えて以来、成長のスピードはもの凄く速いです・・・
5月20日 <もうすぐ独り立ちの時・・・>
今朝見たところ、睡蓮鉢にいる「手足の生えたオタマたち」は、
壁面に一斉にへばりついていました(6枚目)
成長の早い個体はもうしっぽもほとんど有りません。
間もなく閉ざされた水鉢の世界から外界に順次旅立ちます。
今までは私が鳥などの外敵から彼らを保護してきました。
でも庭に散ってしまって以降は、自らの力で生き延びて貰わねばなりません。
まぁ多少のサポートはしていきますから・・・
完全な自然の環境よりは生存率が高くなると期待します。
そして 蛙たちにとっては都合の良い梅雨の時期が近づいています・・・
5月21日 <成人式 その第一号>
今朝 庭の睡蓮鉢には外界の様子を伺うチビ介たちで賑わっていました。
もう何時でも旅立てそうです。子供からの卒業と言えますね。
もしかしたら、既に勇気ある一歩を踏み出している奴がいるかもしれない?
そう思って脇の草むらを調べてみたところ・・・
いました!
こいつを記念すべき「卒業生第一号」と認定します(8枚目)
まだ短いしっぽの先が残っている。
ケロロ軍曹に出てくるタママ二等兵ですかね(笑)
陸に上がった彼らはもう食性が肉食になっています。
ちいさな虫を捕らえて生きて行くことでしょう。
そこでこの小型のソーラーライト(9枚目)
これは蛙の為に買ったものです。
夜になったらコレに飛んで来る小さな羽虫を食べてもらいます。
蛙もまた夜行性の生き物でありますから・・・
卒業祝いのささやかなプレゼントです。
5月22日 <そして生存競争が始まります>
今朝見てみると、すでに過酷な生存競争が始まっていました。
水場から出た小さな蛙たちは、まだ生きて行く術も頼りなく、
その個体の命運は神のみぞ知る状況。
ふと見ると、蟻にたかられて息絶えている可愛そうな個体も見つかりました。
せっかく外の世界に出られたばかりなのに・・・
草むらから飛び出て完全に乾燥してしまう奴もいるかも知れません。
本能あるいは運によって生かされているのか・・・厳しい世界です。
植木鉢受けの薄い皿に水を張ったものをいくつか草むらに置いたり、
岩を組んで逃げ込める場所も作ってやりました。
そうした環境が功を奏するかどうかも全ては運次第ですね・・・
完全な自然環境だったら何百匹も生まれてそのうちの数匹も残ればいいらしい。
そうは言っても、一匹も残らなくなってしまってはあまりに悲しいです。
しばらく様子を見て良い状況で無いようでしたら
「神の手」を発動する可能性もあり得るかも・・・
手のひらに乗せると大きさが分かります(10枚目)
まだ小さくはかない命です。
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2009年05月31日 蛙の世話はけっこうたいへん・・・
一週間前に水から上がって独り立ちした蛙たち。
しばらくの間、蛙たちは水場の近くの草むらに集団で息を潜めていたのが確認出来ました。それも・・・雨が降った日にいっせいに散って、何処へ行ったのか分からなくなりました。土と同じ色で まだ1センチ程度の大きさ。普段じっとしている事もあってもう見つけることが出来ません。
睡蓮鉢には発育の悪いおたまじゃくしが数匹残っていました。その個体も数日前に蛙になることが出来た様です。でもどうも貧弱で生き延びるのはとても厳しそう・・・私は最後の二匹だけ選んで、苔を栽培している水槽に入れて世話をすることにしました(写真 左)この小さな蛙にとって苔の生えた岩は巨大な山の様です・・・
蛙の餌は生き餌でなければなりません。生きて動いているもので無いと、蛙はそれを餌だと認識しません。なので・・・庭に出て、自分の腕に止まった蚊を軽く叩いてそれを与える作戦にしました。あまり強く叩いて蚊が潰れてしまうともう蛙は見向きもしません。手加減して殺さない様に叩くのはかなり難しいですね(汗)
何回かトライして1匹蚊を生け捕りにしました。ピンセットで羽を取って、蛙の鼻先に置いてみると、パクッと一飲みに!ちゃんと食べてくれました。なかなか可愛いです・・・この調子でうまく育てることが出来ますでしょうか?蛙の飼育は私も初めての事であります・・・
あと、レポートし忘れましたが、一週間前にとんぼのヤゴを取ってきた時に、アマガエルのオタマジャクシを数匹捕まえました。今 睡蓮鉢の中で泳いでいます。こちらもやがて小さな蛙になると思います。不思議なことに親になっても小さなアマガエルの方がヒキガエルのおたまじゃくしよりも二回り大きく、金色をしています。動きはとても緩慢で運動神経は鈍そうですし顔はブサイクかも。生存率が低そうなオタマです・・・
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2009年06月03日 江ノ島は猫の島
嫁さんと梅雨入り前に鎌倉へ散策に行ってきました。
私が鎌倉の地を踏むのは大学受験の時以来ですので、
随分ご無沙汰してました。
時期的に紫陽花の綺麗な寺を見たかったのと、
江ノ島の展望台に行ってみたかった。
でも裏の目的もあり・・・
江ノ島は実は猫がたくさんいる隠れスポットであります。
その多くは捨て猫らしいのですが、観光地の招き猫として
地元の人たちが 大事に世話をしているとの事です。
なるほど、至る所におりました(喜)
立ち寄った順番を飛ばしますが・・・
そこで出会った自由気ままな猫たちの表情の一部をアップ致します。
SIGMA DP1 ISO50〜200 MF プログラムオート RAW
1番目 江ノ島のお土産店が並ぶ路地にいた猫
2〜4番目 展望台に登るエレベーター乗り場前
5〜6番目 展望台広場 入り口付近にいた猫
7番目 展望台下 喫茶店のスタッフにジャックと呼ばれていた猫
8番目 菖蒲の花壇で毛繕い中
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2009年06月30日 その後の蛙のようすは・・・
5月から時折レポートしていた蛙の話です。
ヒキガエルのオタマジャクシは小さな蛙になり一斉に庭に散りました。
しかしながら、その後の彼らの姿はまったく見かけません。
庭伝いに隣の空き地へ行ってしまったのか?
それとも餌が捕れずに淘汰されてしまったのか?
うちのアパートの庭は小さなアリが多いので、地べたを這い回る
ヒキガエルには少し厳しい環境である可能性もあります。
有る程度大きくならないと、敵となる存在が多すぎるか・・・
ちょうど一ヶ月前にコメントした1匹・・・保護して面倒をみている
ヒキガエルの個体は今も元気にしています(写真 左)
数日に1度の割合で蚊を捕まえて与えています。
毎度、ピンセットで蚊を目の前に持っていくとパクッと食べてくれます。
それなのに一月たった今でも大きさはほとんど変わりません。
割と小食で毎日は食べてくれないんですよね・・・
10年程度生きるというヒキガエルはその成長がとても遅いのでしょうか?
一方 雨蛙のオタマジャクシはいつの間にか見かけなくなっていたのですが
今日 オモダカの葉の上に成体の姿になった個体を見つけました(中&右)
雨蛙は大人は小さいのに、オタマジャクシの段階ですでに大きく
小蛙もそれ相応にデカイですね。
こちらは庭の自然環境で生き延びてほしいところです。
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2009年07月18日 カエルが餌を食べてくれない
春先におたまじゃくしで採ってきたヒキガエルとアマガエル。
4月からずっと観察日記をつけてきました・・・
そのほとんどは小ガエルになって庭に散って行きましたが、その後の姿を見ることがありません。恐らくほとんど淘汰されてしまったのではないか?と思われます。自然の中での生存確立は激烈な競争を勝ち抜いた個体にのみ与えられる厳しいものなのでしょう・・・
一方で、ヒキガエルとアマガエルの最後の1匹ずつは、観察の為に苔山を入れた水槽で面倒を見ています。でももう明暗の差が開いてきました。大きさはアマガエルの方が若干大きい程度ですが、こちらは与えた餌をよく食べます。ヒキガエルの方はあまり食べてくれなくなりました。ご覧の様に痩せて背骨が目立って来ております。
この所、毎晩 蚊や羽虫をあげておりますが、拒否され続けています。
困った・・・そろそろやばいですね・・・
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2009年09月18日 小田原動物園の象「ウメ子」
多くのニュースコラムでも取り上げられたはなし。小田原動物園にいるアジアゾウの「ウメ子」が天寿を全うしたとのこと。推定62歳で老衰?が死因かな…
私は4年前の夏にここを訪れました。小田原動物園は、小田原城城郭内にある珍しい施設です。でもその制約がある為か 敷地面積は狭く、とても小さな印象がありました。私が象を見に行った時には、ウメ子は飼育舎の中で休んでいたため、体の一部が見えたくらいだったと思います。その時にも「遠い国から連れてこられて以来 ずっとひとりぼっちでこの狭い空間に閉じ込められて 可愛そうだな・・・」と感じたのを憶えています。過去に小田原市内のお祭りのパレードに参加したりしたそうですが、それ以外はほとんどここに居たのでしょう。せめてもう少し広い他の施設に移してやる事は出来なかったのかなー。喜怒哀楽の中でも「寂しさ」は拭うことの出来ないものでありましょう。象は感情がしっかりある動物だそうですから 心中を察して余りあります・・・
ウメ子が亡くなったことで、この小田原動物園は閉園になるみたいです。
それは仕方のない事でしょうね・・・
小田原城(上)小田原動物園内(中) 象の飼育エリア(下)
2005.8/15 RICOH Caplio GX ISO125 プログラムモード
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2009年12月16日 愛想の良い黒猫
今日は所用があって都内にお出かけ。そこは私が小学生の時に住んでいた懐かしい街でした。環状七号線に接したその場所は、閑静な住宅街でもあり、今でもとても魅力的な住環境です。一時は、昔暮らしていたその街に帰りたいという気持ちも強くあった私ですが、千葉に移ってすでにかなりの時間が経っている。今の暮らしに不満は無く、恐らくこのまま千葉の土地で活動していくものと思われる。大事なのは過去では無く現在なのですね・・・
思い出を呼び戻しながらその街並みを散策・・・とあるメゾネット型の住宅地を通った時、そこでクロネコに出会いました。しっぽが短く所々毛が抜けて薄くなっている。右目の上には少し血が滲んでいました。なわばり争いで他の猫と喧嘩でもしたのかな?とても人なつっこくて、カメラを構えると直ぐに至近距離に近寄ってきました。じっとしてくれないので 被写体ブレしてしまいますね。
これだけ慣れていると言うことは、誰かにご飯を貰っているのでしょう。そもそも人に頼らないノラならば、もっと目つきが厳しく痩せがちですよね。しばらく頭を撫でてやりました。一期一会ですから、二度お目にかかることは無いかもしれません。愛想良くしてくれてありがとう。猫の視線に見送られてその場を後にしました・・・
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2010年06月14日 アマガエル
いよいよ関東も梅雨入り間近。すでにそういう空模様になってきました。憂鬱な1ヶ月が始まりましたが、その到来を喜んでいるものたちもいます・・・それはカエルたち。春先に生まれたオタマジャクシは5~6月を迎えるころに小さなカエルになるものが多い。そのタイミングは田植えと梅雨入りなのですね。日本の稲作は長い時間の流れの中で、すでに自然の周期に同化しているそうです。動物たちのライフサイクルに影響を与えて全体のバランスが取れているくらいなのですから。
一月前に、ヤゴと一緒に「救出」してきた雨蛙のオタマジャクシは、この所次々と蛙に変態開始。→NPO欄 2010 5/23
「ヤゴ救出作戦 2010 Vol.1」
面白いのが、雨蛙のオタマジャクシは茶色いのに、前後の足が生えそろうと急に緑色に変化すること。水の中では落ち葉に隠れ、陸上に上がるタイミングには植物の色に体を変えるのは何という絶妙さ。昨日はオモダカの葉の上にちょうど二匹が乗って、周囲を伺っているのが見えました。
庭にはそこそこ植物がありますので、隠れ場所はたくさんあります。ただ鳥も多くやって来ますので、油断しているとすぐに餌食になってしまうでしょう。昨年はヒキガエルの子蛙たちがたくさん旅立ちましたが、その後全く見かけません。ほとんど生き残らなかったみたいです。それも自然の摂理なのであります・・・
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2010年06月20日 庭は今 蛙たちの天国
一つ上の項で、雨蛙のコメントを書きましたが、その後もオタマジャクシはほとんど無事に大人に成長し、庭の中を飛び回っています。この所、曇りがちで時折雨が降る天気つづき。蛙たちには居心地の良い空模様でしょう。そして、小さくて青いこの蛙たちはとても愛嬌があるので、観察していて楽しいです。
雨蛙は足の吸盤が発達していて、建物の壁なども平気で登っていきます。半透明できらきたした不思議な手足。ふと見ると、至る所にいて、じっと小さな虫が来るのを待ち構えているみたい。青い葉っぱの上では保護色となって見つけづらいですが、けっこう体色を周りに合わせて変えることが出来ます。
あんまり葉の上にばかりいると、ヒヨドリやムクドリの餌食になってしまうので、頑張って生き延びてもらいたい。秋以降に、うちの庭の水場にも是非卵を産んで、命の輪を繋いでもらいたいと思います・・・
2010年06月21日 片目の無いカエル
数匹見かけた個体をつぶさに観察していましたら、ある異変に気がつきました。写真(四枚目)の蛙は、右目が有りません!私は初めて見るケースです。つむっているのでは無く、眼球自体が消失している様にも見えます。
近年こうした動物の異常がよく報告されていて、原因のひとつに環境ホルモンの存在があげられています。その実態はまだよく解明されていないみたいですけれど・・・自分の身近でこういう個体を見かけると、やはり何か心配になってきますね。
追記:知り合いの方から情報を頂きました。イカリムシという寄生虫が原因で、こうした奇形の個体が出現するケースが報告されているとのこと。環境ホルモン以外にも、自然の中に原因があって発生する場合が有るようです。記録としてコメントを残しておきます。
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2010年06月27日 宮 守 (やもり)
今年も家の周りでたくさんのやもりを見かけています。やもりは元々「家を守る」という意味で(家守→やもり)というふうに置き換えられたらしい。
数年前、オリジナル灯籠を作る企画話があって、私はそのプロモーションビデオの制作をしました。その時に灯籠のPRについて検証しました(実物:写真 三番目)
「夜間 住み家をやさしく包んで守る光→安心・やすらぎ」
「やもりを紋章として使う→防犯の象徴」
発案者の意見を受けて、私はやもりの言葉の由来から調べてコピーをテロップに載せました。
やもりは人家の周辺に住み
灯火に集まってくる昆虫を補食しています
蟲が宮(神殿)に憑く事を防ぎ
古来より人の暮らしを守る存在と考えられて来ました
そこから「守宮」と呼ばれ
現在では「家守」という字をあてられる様になりました
「やもり」は暮らしを守るシンボルです
その習性自体からおのれの名前を貰った生き物はそう多くはありますまい。やもりは神聖なる生き物として扱われている地方もあるみたいです。要するに本来 縁起の良い存在なのですね。その名が証拠なのです。
そうは言っても、この ハ虫類を気持ち悪いと感じる人はとても多く、それは仕方がありません。「天井からボトッと首筋に落ちてきた!」などという体験話も聞きますし、私も経験があります(汗)先日 蜘蛛の話をした時に、かつて祖父から「カマキリや蜘蛛」など虫を捕らえる生き物は、殺してはならないと教えられた話をしました。やもりも同じですね。だからやもりは保護します。
庭の雑草の剪定をしていた時に、大きなやもりが一匹出て来ました。手にとって見るとなかなか見事な体型です。所々に赤いダニが付いていたので取ってやりました。現在庭に散っている雨蛙と一緒に、うちのアパートを守って貰いたいと念じて、近くの茂みに放してやりました・・・
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2010年08月03日 生存競争
ひと月半ほど前に、庭先で元気に動き回っていた雨蛙たち。
その後どうなったかと言うと・・・
現在、時折存在が確認できるのは二匹だけになりました。どちらも毎日ほとんど同じ所にいます。自分のなわばりがはっきり出来ているのかな?庭には野鳥がよくやってくるし、大型の蜂なども獲物を探して飛び回っています。小型の蛙の敵になる存在はけっこう多い。この先もずっと生き残って行ける確立は厳しそうであります。
雨蛙の寿命は10年以上。は虫類・両生類は新陳代謝が低いこともあって意外と長生きする種族が多い。それは犬や猫と変わらなかったりします。来月に入ると庭の植物も一気に衰えて彼らの隠れる場所も減ってくるのは明らか。そうなってきたら、一定の期間は保護して 水槽で面倒をみてあげるのも一つの手かも知れない・・・そんな気もしています。
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2010年08月18日 生きていた片目のアマガエル
春先に、清掃前の市民プールから救出してきたオタマジャクシ。それはアマガエルのオタマで、十数匹の親蛙になって、庭の草むらに旅立ちました。その中に片目の個体を確認したのが約二ヶ月前。自然界では100匹中の数匹が生き残ればOKの厳しい世界なので、私はこの子の生存率は厳しいものになるだろうな・・・と思っていました。
でも、この「片目のジャック」は生きていました!ツゲの木の葉の上にたたずんでいる所を目撃しました。体もしっかり一回り大きくなっていた。ハンデをものともせずに頑張って生き抜いている凄さ。蛙一匹にちょっぴり勇気を貰った気がしました・・・
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2010年09月03日 雨蛙には個性がある
うちの庭の茂みの中の雨蛙たち。鳥などの天敵も多く、生き残っていくには並大抵の努力ではないことは以前コメントしたとおり。実は・・・その中からやせ細ってやばそうな個体を4匹ほど保護していました。しばらく野外で観察していましたが、どうも自分で餌を採るのがヘタそうなのです。その中には8月18日に触れた「片目のジャック」も入っています。
でも・・・しばらく面倒を見ていましたら、個体によって随分差が出て来て驚きました。雨蛙というのは個性がもの凄くはっきりしていて、人に対する反応もまちまちだったのです。最初から私を怖がるのとそうでも無いのがいて、それは大きな発見でした。雨蛙を長年飼っている人のブログを見ると、雨蛙は人にしっかり馴れるらしいのですが・・・やはり個性が強いと書いてあった。そう言えば漫画「ケロロ軍曹」で、ギロロは日向家の中には入らず庭でいつもテント暮らしだものなぁ。プライドが強い奴は馴れないのかな(笑)
餌は基本的に生きているものでなければ食べません。そこが蛙飼育の敷居の高いところ。具体的には、草むらを飛んでいるシジミ蝶・壁を歩いている地蜘蛛・灯火に飛んでくる小さな蛾など・・・。今の時期はそれらを捜すのに苦労はしません。すぐに捕まります。蛙のいる水槽に入れると、しばらくにらみ付けていますが、ジャンプして的確に捕まえて丸呑みします。60センチ水槽の対角線の距離でも、しっかり獲物の存在を感知しますから、視覚や聴覚はなかなか鋭敏なのではないかと思われる。
しかしながら・・・最初にコメントしたように、個体によって反応が違いました。私をあまり恐れない個体は、餌が貰えるのがすぐに判るみたいで、蓋を開けるやいなや餌に関心を示してくれる。例の片目のジャックともう一匹はダメでした。私を怖がって片隅に逃げ込んで食事どころではないのです。結果・・・彼は保護した時よりも更に痩せこけてしまいました。残念ですがこれは危ないなと判断して、弱って動けなくなってしまう前に草むらに戻しました(なんとか自力で頑張って生き延びてくれ・・・)
現在水槽には二匹がおります。片方はほんとに図太い神経で、そのうちに私の手から直接餌を食べそうな馴れ馴れしさ。餌を良く食べるので丸々太って体が一回り大きくなりました。もう一匹はやや気が弱く、いつも「残り物を頂きます」という大人しさ。そんなだからまだちょっと痩せている。もしかしたらこの二匹には上下関係が出来ているのかも知れない・・・そんな感じ。
両生類・は虫類は、新陳代謝が低いせいもあって老化が遅く、種族としては長生きするそうです。雨蛙の寿命は10年以上。犬猫と同等の寿命がある訳ですね。このまま水槽で飼育して冬を無事に越してくれるかどうか・・・ならば冬眠の為の環境を作ってやらねばならない・・・そんな事を今考えています。
写真はまるまる太った個体(そろそろ名前をつけてあげようかな)
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2010年09月20日 雨蛙に名前をつけよう
庭の茂みにいる雨蛙たち。毎日野鳥に狙われていて、何匹かいた姿は最近ほとんど見かけなくなりました。8月末に痩せこけた個体を保護して、結果その後も二匹の面倒をみることにして現在に至っています。今後もこの二匹の世話はずっとしていくつもりなので、そろそろ名前を付けてあげようかと思っています。二匹は食べ物の好みにけっこう差があって、一匹は地蜘蛛やワラジムシ・芋虫など地面をはうものが好きです。なのでこいつは「クモモ」と呼んでいます。問題はもう一匹で、好物はシジミ蝶や小型の蛾など飛び回る虫が好き。そこで、いくつか名前の候補をあげています。
ガガガ・ガモモ
イントネーションは言わずと知れた漫画「ケロロ軍曹」のネーミングに合わせようとしたもの。でも、どうも今一つ決定しようという気分に及びません。そこでなのですが、どんな名前が良いか?良い名前を公募したいと考え、現在mixi上にて色々な方からご意見を頂戴しています。今月末くらいにはそれらの中から選んだ名前を付けてあげようかと思っています。
余談ですが・・・雨蛙はけっこう人に馴れますね。私の手から餌を食べることもあります(笑)
追記
雨蛙の名前は、mixiにて意見を下さったお二人の案から一つずつもらって 「ビッキー」と「ケロたん」にします。 ありがとうございました。
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2010年09月26日 アオダイショウ
今日、以前よりNPOで関わっている谷津田で「青空市」がありました。っで、その取材に行っていたのですが、そこで珍しい奴に出くわしました。
アオダイショウ(青大将)
最大3mの個体も存在したことがあるそうな・・・日本最大種の蛇だそうです。私が前にアオダイショウを見たのは、小学生の時に大阪万博に行った時。親戚の家の近くの神社の境内で見て以来(動物園で見たのは除く)それ以降はシマヘビやヤマカガシばかりでした。
写真で分かるとおり、アオダイショウの目が青いですね。これは瞬膜という目を保護している薄皮が、たまたま日差しに反射してこういう色に見えている状態かと思われる。画像処理で青くした訳ではありません。アオダイショウは、青や黄色・緑色っぽいのまで、かなり個体によって体色が違うらしい。今日出会ったのは黄銅色系。それにしても堅そうなウロコの突起はとても凛々しく、そして美しいとも言える。完成された一つの造形美を感じます。思わず触ってみたくなりましたが、蛇の扱いを知っている訳でもないので止めておきました。ちなみにアオダイショウは毒は無いようです。
本日取材した青空市はNPO欄の方で別途レポートします。
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2010年11月18日 ケロたんはオスだった!
これまで・・・初夏に市民プールから捕ってきたオタマジャクシが無事蛙になって、庭に旅立っていった経緯に触れてきました。その中から二匹を選んで世話をしていることも・・・二ヶ月前には名前を公募して、ビッキーとケロたんという名も付きました。
その後、どうなったかと言うと・・・部屋の中の水槽(事務所の窓際)だと、比較的暖かい環境なので、まだ直ぐには冬眠できません。そこで毎日のように階段の電灯に寄ってくる虫や、庭を飛んでいるシジミ蝶なんかをせっせと捕まえては与えています。探すと虫はけっこういっぱいいるので餌探しはそれほど苦労していません。いままで嫌っていた蜘蛛なんかも、壁を歩いていると「蛙さんが呼んでるよ~♪」と言って連れて行ってあげてます(笑)おかげで・・・小さなゴキブリが出ても、私は「ラッキー!」と感じる様になってしまいました(汗)
地道な世話が功を奏したとみえ、二匹ともとっても肥えてまるまる太りました。庭に飛んでくるヒヨドリに見せたら、きっとヨダレを流して喜ぶでしょう!?いやいや、一体何を言っているのか。この二匹は大事なペットですよ(猫とは扱いが違うけど)
先日、驚くことがありました。私は二匹とも比較的大柄だったので、てっきり雌だと思っていた。でもたったの一回だけですが、ケロたんと命名した方が、いきなりゲロゲロリン!と鳴いたのでした!部屋の中に響き渡る大きな声だったので私はたまげた・・・っとすると、この二匹は雄雌と言うことになるのかな?これは来年うちで繁殖する機会が見られるかも知れませんね。楽しみが増えました・・・
さて、これから一気に冬となり、気温が下がります。冬眠の準備をしてやらねばなりません。そこをクリアするのはけっこうハードルだったりします。は虫類は冬眠に失敗して、春先にミイラになってしまうことも割と高い確率とか。現在、ネット上の雨蛙サイトをあれこれぐぐっては、そのための準備を進めているところなのです・・・
写真 手前がビッキー、奥がケロたん。けっこう表情に違いがあります。
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2011年4月7日 雨蛙 無事に冬を越しました!
昨年 オタマジャクシから育てて、うちの庭で大人になったケロたんとビッキー。蛙を飼育して、人工冬眠をさせるというのは私も初めてなので緊張しました。でも、無事に乗り越えられたようです。湿った土と葉っぱにくるんで水槽に入れ、ベランダのロッカーの暗所に置いておいた。その水槽をそっと取り出しました。二匹とも特にやせ細った感じも無く見た感じ異常なし・・・土の色に合わせて若干茶色に体色を変化させております。まずは暖かい日向にてリハビリをさせ、小さな虫を与えて元気になってもらいましょう。
こんな小さな生き物でも、面倒をみているとちゃんと情が湧いてくるので、とても可愛いと思えてきますね(笑)
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2011年4月24日 ヒキガエルが帰って来ました
今朝 庭の人工池の水を少し入れ替えておこうと覗いたところ、驚くものがそこに有りました。ヒキガエルの卵。私が設置した人工池に蛙が卵を産んでくれました。感動です!これを期待しておりました。
そしてちょっと離れた所にあるプランターを使ったオモダカ用のビオトープに、立派なヒキガエルが休んでおりました。一見すると体格が小柄でこいつは雄っぽいな。ならば、卵を産んだ雌はどこか別の場所に?このヒキガエルは、恐らく二年前に私が世話していたオタマジャクシのうちの誰か。育った場所を憶えていて、戻ってきたのだと思われます。
それにしても、この二年間の間、私は狭い庭の中で、大きくなった大人のヒキガエルを一度も見かけませんでした。庭の外は、すぐにコンクリートが続く地面で、反対側はフェンスがあって1mの高さの落差があります。この庭から一旦出てしまうとそう簡単には戻ってこれないはずです。それが不思議。
蛙が住める環境は、バランスの取れた自然が維持できていると思います。命のサイクルがここで繰り返されるのであれば、それはとてもうれしいこと。今後も彼らの生存のために、出来る努力をしていきたいと思います。
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2011年5月2日 アマガエルも繁殖期!?
先日庭の人工池にヒキガエルが卵を産んだ話をしました。
その後・・・その卵は白く濁ってしまい、寒天質がトロトロに溶けてしまった。
どうやら卵は無精卵だったようです。
もしかしたら雄がいない状況で、雌だけで産卵したのかしらん・・・
残念ですが、これも自然の摂理。仕方がありません。
そうこうしている内に、水槽にいるアマガエルのケロたんとビッキーが
ねんごろになっていました!どうやらアダムとイヴになりそうです。
水槽内に水場も用意してありますので、もしかしたらもしかする・・・
あと、もう一つ朗報がありました。
昨年秋に、餌をほとんど食べなかったので一旦野外に解放した片目のジャック。
庭先の地べたを歩いているのを発見して保護。
今はまだ草の丈があまり無く、このままではすぐに鳥の餌食になってしまう。
またしばらく餌付けを試みて面度をみてやろうと思います・・・
さて、ハンデがあるこいつが生き延びているのだから、他の個体も
元気にしている期待が出て来ました・・・
今年の夏は、庭で雨蛙の声を聞くことを楽しみにしています。
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2011年5月14日 人工池のおたまじゃくし
4月の24日に、私が庭に設置した人工池にヒキガエルが卵を産んだ話をしました。その卵の大半は腐って溶けてしまいましたが、どうやら一部はちゃんと育って、それがおたまじゃくしになっていたみたいです。野生動物の生命力はやはり侮れません。この数日は池に熱帯魚の餌を撒いてあげています。カエルは肉食ですが、子供時代のおたまじゃくしは草食性なのが不思議な所なのですね。
さて、毎年のように生き物の生態を観察していると、今回のうちの庭でのヒキガエルの繁殖が、時期外れなのが分かります。本来なら3月末に卵が産み出され、4月中に成長し、5月の今頃は手足が生えて陸に上がり始めるのが普通。つまり一ヶ月ほど遅いのです。
それは何故か?と言うと、普通ヒキガエルは水田に水が引かれたそのタイミングで産卵するからです。それが3月末頃なのですね(関東の場合)5月に入ると水田には苗が植えられるので、その頃にはその場から脱出しなければならないはず。ヒキガエルやトノサマガエルなどは、日本の稲作のタイミングを遺伝子の中に記憶して知っていると言う話もあるようです。5月に入ってまだオタマジャクシであると、水路から流されてしまう恐れ有り。だからダメなのですね・・・ちなみに沼地に代々生息するヒキガエルの個体は、また違うタイミングを会得している可能性がありますので例外は有るかも知れない。
以前・・・最初にうちに連れてきた個体は湿地の沼から取ってきた個体ですが、すぐ隣には田んぼがあり、そこでも同じタイミングでおたまじゃくしが湧いていました。毎年そこでは3月末~4月上旬に卵が確認されているようです。一ヶ月はあまりに大きい誤差であると思う。
今のタイミングだと、手足が生えて成体になるのは6月末になりそう。
今年もその旅立ちを見送りたいと願っております・・・
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2011年6月2日 おたまじゃくしの後ろ脚
アパートの庭の人工池で卵から孵ったおたまじゃくし。
ここのところ、人工池の水が濁って来ていました。少し餌をやり過ぎて、それが傷んだのかも知れません。底の泥をすくってみると、嫌気性の細菌が沸いたと思える臭いがする。要するに泥までが腐っているのです。このままでは水質がどんどん悪くなって、生存に悪影響が出そう。おたまじゃくしをバケツにすくって、池の水を一旦汲み出して、汚泥を除去しました。
おたまじゃくしの様子は・・・生まれた時期が一月近く遅かったと書きましたが、その後順調に成長しています。この数日で、後ろ脚が出て来たのが確認できました。この後は、急速に成長が進むことでしょう。小さな蛙となって陸地に上がる日がたのしみであります・・・
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2011年6月6日 アマガエルのご飯
カエルを飼育しているとしなければならない事・・・餌を調達する必要性。
カエルが何を食べているかと言うと、これは生き餌に他なりません。
つまりは小さな昆虫がメインとなります。具体的には、ハエ・蝶・蛾・
蜘蛛・芋虫・ワラジムシなどで、雨蛙の口に入るサイズのものが条件ですね。
餌探しは天気次第。アパートの小さな壺庭であっても、晴れてさえいれば
よく観察していると色々な昆虫がやってくるので、意外と難しくありません。
ただ、昆虫は気温がそこそこ高くないと活動を始めないので、肌寒い日には
苦労することもあります。また、今の梅雨の時期で雨が降っている日は
駄目ですね。ご飯はお預けになります・・・
蛙が最も喜んでくれるのはシジミ蝶や小型の蛾(写真)などかな。
何故かというと、蛙は動いている対象でないと、その存在を認識できないからだそう。
例え目の前にいてもじっとしていると、見つける事が出来ないのですね。
そういう目の構造なのであります。
だから、帳や蛾などの「バタバタ動き回る」存在はとても食欲がそそるみたい。
かくして、身の回りの小さな昆虫を捕まえることは私の日課であります。
アパートの階段の踊り場にある網戸などにハエや蛾がいると、思わずこう思います。
「美味しそうなご飯がいる!」
もちろん私が食べる訳では無いのですが、蛙の立場になって考えると
そういう言葉が脳裏に浮かびます。端からみるとそういう感覚は少しおかしい様な・・・
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2011年6月12日 カナヘビ
日本にいるトカゲの中でもポピュラーな存在なのがカナヘビです。
ニホントカゲと並んで身近によく見かけます。
庭にお腹を大きくしたカナヘビが現れました。
これは恐らく雌で卵を抱えている可能性あり。
動作もとてものろくてカメラを近づけても速く動けません。
チャンスとばかり 至近距離で何枚かスナップを。
なかなか可愛い顔をしています。
うちの庭で繁殖して増えてくれるでしょうか・・・
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2011年7月11日 トカゲもぐったりする暑さ
一ヶ月ほど前、テレビの某気象予報官が、今年は昨年の様な酷暑にはなりませんと言っていたのに・・・現状はみなさん体感している通り(汗)予報はあくまで予測であって、保証などはないのですね。想定の範囲外という見込み違いは最近専門家が日常的に使う言葉の様に感じます・・・
今日の千葉湾岸部の気温は約32度。うちの庭でも、暑さの影響を確認できることがありました。カナヘビが葉っぱの上でぐったりしてました。そっと手の上に乗せても、何だか逃げる元気が無いみたい。iPhoneで写真を撮っている間もとても大人しく、時々目を閉じて辛そうなご様子でした。おかげで、普段見られない至近距離でよーく観察させて貰いました。
カナヘビはその後 涼しい木陰の葉っぱの上に放してやりました・・・
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