新 着

履 歴

2012.06.03
2012.06.01
2012.05.27
2012.04.08
2012.02.28
2012.02.03
2012.01.15
2011.12.23
2011.10.15
2011.09.11
2011.08.27
2011.07.26
2011.07.23
2011.07.04
2011.07.03
2011.06.11
2011.06.05
2011.05.29
2010.10.09
2010.10.09
2010.10.04
2010.08.07
2010.07.25
2010.07.24
2010.07.09
2010.06.06
2010.05.23
2010.05.04
2010.03.23
2010.03.13
2009.10.10
2009.09.21
2009.08.22
2009.08.10
2009.08.02
2009.07.25
2009.07.05
2009.05.24
2009.05.13
2009.04.26
2009.04.12
2009.04.12
2009.04.12

2008年10月14日   谷津田とは・・・


谷津(やつ)という地形を指し示す言葉があります。
丘陵地が浸食されて窪んだ谷状となり 集水地(湿地)と化す。そしてその両側に斜面樹林が続く場所。関東以北の丘陵地に多く見られるとのこと。地方によってその呼び名が異なり、谷戸(やと)・谷地(やち)・谷那(やな)などとも呼ばれているらしい・・・この谷津は農業で水田として利用されることが多く、谷津田という言い方もあるようです。

ここにはとても重要な自然環境のキーワードが隠されている。それは林に囲まれた水場には、多くの生き物が住む生態系が育まれている事にあります。現在では谷津田を「農業とそれに付随する生態系全般」を指す意味合いとしても使うそうです。

日本全国に点在する谷津田の生態系は、以前より荒れ地化の問題〜或いは開発による破壊と消失の危機に見舞われている・・・ここに自然環境保護の活動目的が生まれます。谷津田の環境を保全することがイコール生態系の保持になりますから。

8月に、オオクワガタを子供達に渡すワークショップを とあるNPO団体の事務所で開きました。その団体では谷津田を積極的に保全していこうと活動しています。私も参加することにしました。毎月地元地域に根差した会合を開いております・・・

今日、有志のメンバーで、茨城県の土浦方面にある谷津田のモデルケースを視察に行って来ました。そこには、私が小学生の時に、身の回りの田んぼで日常的に見かけた風景が有りました。時間が30年以上元に戻ったかの様な不思議な錯覚を覚えました。身近から失われた風景に今接すると、その価値の大きさがとても実感できます・・・

そうしたNPO活動を世間に知ってもらうために、今後少しずつレポートしていこうと思います。


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2008年10月21日   モデル地区の視察


今日は、千葉県我孫子方面にあるモデル地区を訪問。現地のNPO・行政・ボランティア団体がどの様に環境保全に参画しているか 現場にてレクチャーを受けました。

環境自然保護というのは、単純には活動が進まない とても込み入った話になるとの事。理屈で考えれば「自然環境は大事ですよね」という問いかけに反論する人は少ないはずです。でも現実には、様々な立場や都合というものがあって、具体的な活動に積極的になれない状況が存在します。行政においても、有志の住民が勝手に環境活動を行うことにOKを出してくれません。法律というものがありますから、その土地の権利者に無断で何かを行ってはいけないのです。例えそれが善意であろうとも・・・

前回に述べた「谷津田」における活動は、NPO&ボランティア団体の希望と地元行政+地権者の総意に基づき円満に進められなければ成功しない・・・何度か環境保全のフォーラムに顔を出してみると、その難しさがとても良く分かりました。一言でいうと「総論賛成!各論反対!」のケースをどうしていくか!?で大変長い検討時間がかかるのです。実行はその先にあるのであります。

土地を開発したいと思っている人々は大勢います。自然を守っても それは直接お金にはなりませんから、田畑を埋め立てて整地し、建物を建てたほうが良いと考える発想は珍しくありません。そうした立場の人たちと話し合いもしなければなりません。損得の問題となりますからもの凄く抵抗を受けます。
話がなかなか通じない場合・・・自分と違う意見を持った相手を否定してしまうのは簡単なこと。でもその瞬間、プロジェクトは頓挫します。だから拒否するのでは無く、協調調和と妥協の判断も必要となるらしく 落としどころを探ることになります・・・ちっとやそっとでは打開策が進まないのですね。込み入った話はこのぐらいにしておきましょう・・・

今日の現地視察では、護岸を整備した水路に水草を植えたり、湿地の草刈りをして日当たりを調節するなどの苦労話をいくつも聞きました。大勢の参加者〜理解者が必要な大変な社会活動であります・・・


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2009年01月25日   ビニールハウスの組み立て


ビニールハウスの組み立て作業を手伝ってきました。

ビニールハウスは日頃 畑の中に建っているのを見かけていますが、どういう作りになっているのかは知りませんでした。実際作業に参加してみると、アルミフレームのパイプを順番に組んでいくのがなかなか難しい!5〜6人でやれば小一時間で出来るだろうと思っていたのが全く甘かった・・・けっこう入り組んだ接合部品が色々有りまして、プロの業者で無い人間がやると・・・途中で形が歪んだり、長さを微調節し直したりして手間取ってしまいます。フレームだけでゆうに5時間近くかかったのでした。

作業の合間には、畑のど真ん中で豚汁をご馳走になり腹を満たしました。

今日の体験も一応 野良仕事かと思います・・・そして普段そこで仕事をしている人たちの話を聞くと、やはり農業はもの凄く重労働な職業だと実感します。専門知識が無いと出来ない事だらけだと思われる。作物の種を植える時の種子の選び方から、温度や水の量をいかに調節しているのかなど・・・そんな細かい所まで考えなければならないのか!?という驚きがたくさん出て来ます。私にとっては知識が近い分、IT関係の異業種の方がよほど予測がついて楽だなと思えました(苦笑)

土にも触れて・・・とても健康的な体験をして過ごした1日でした。

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2009年02月19日   コクーン ライブコンサート


このコーナーでは、市民活動全般を話題に取り入れたいと思っています。

コクーンという女性二人のユニットがいます。
大勢のファンに支えられて・・・
全国を巡るライブコンサートをもう400回以上行っている。
二人は主婦で、母でもあります。
その唄には強いメッセージがあります。
心に元気をくれる唄を歌っています・・・

具体的にどういう存在なのか?と問われると・・・
この場で私が言葉で説明するのは難しいかもしれません。
だから・・・
まずは「暖かくて力強い元気の出る唄なのだ」と紹介致します。

・・・とある縁がありまして、ここ何年かそのコンサートの
ビデオ撮影の為に声をかけて頂いております。
本日、そのライブに行ってきました。

毎回 凄いなと思うのは、同じ唄を何回聴いていても
心に感じる波動の力が落ちる事が有りませんね。
だから人が集まり、ファンが増えて行くのでしょう。

やはり一回のコメントであれこれ語り尽くす事などできません。
時折 その唄について私も話題にしていきたいと思います。

コンサート後はスタッフ一同の打ち上げにも参加させて頂きました。
今日はどうもありがとうございました。

コクーンHP

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2009年03月19日   湿地に遊歩道をつくる


今日は、湿地に遊歩道を渡す作業を行いました。環境保護の一環には、その場所を多くの人に認知してもらう事も含まれますので、そのための準備も必要になるのです。

まずは作業場にて木材を筏(いかだ)状に組んでネジ止めし 足場を作ります。それをリヤカーに積んで現地に運びました。私は 普段カメラ機材よりも重いものを持つ機会が少ないので、木材を大量に搬送するのは骨が折れました。日頃の運動不足と体力の低下を目一杯自覚しました(汗)

次に・・・湿地帯に長靴で入り、杭を打ち込んで、そこに先ほど作った足場を留めて行きます。杭打ちは重たくデカい槌(つち)を使うのですが、それを「カケヤ」と呼ぶのですね。今日初めて知りました。これは5〜6キロある大型のハンマーで、ゲームの登場人物であるドワーフが振り回している奴に匹敵します!?杭に垂直に打ち下ろすだけの事がなかなか出来ません。難しい・・・そして、腰痛持ちの私には少々 厳しい作業ですが、頑張って杭を打たさせてもらいました。やはり素人なので、真っ直ぐに1mほど打ち込むのは保証しかねます・・・

作業は、4枚分の足場を掛けるのに、大人8人で午後一杯かかりました。
遊歩道となる足場は これで完成ではなく、今後まだその先があります・・・

聞くところによると、この湿地には1年を通して大勢の様々な人たちが参加して、掃除や環境整備を継続しているとの事です。人に言われる前に気付いたゴミを拾う人、植物の手入れをする人などなど・・・環境の良い谷津田や雑木林は、こうして人々が手入れをしているから、荒れずに維持されていくのだと言うのが良く分かった気がします。

ちなみに今日は、家からその谷津田まで自転車で往復しました。そういう距離にまだこれだけの自然が残っているのにも驚きます。1日を通して良い運動をしたと実感。恐らく・・・明日は筋肉痛に泣くことになりそうです(笑)

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2009年03月21日   自然観察レポート <蛙>


今日も・・・一昨日に行った遊歩道設置の続き。
先日とは別のメンバーで作業しました。まただいぶ距離が伸びました。

湿地には、5年以上前に設置した古い板が朽ちて泥に沈んでいます。それを どかしていた時に、冬眠中のウシガエルが出て来ました(上)別名:食用蛙・・・大正時代から第二次世界大戦前までの期間、アメリカから食用として輸入したものが逃げ出して帰化したものらしい。調べてみますと、アメリカザリガニは、食用蛙の餌として追加輸入したものがやはり帰化したものだとか・・・欧米種は皆 生命力が強くパワフルであります(笑)田んぼのある所なら、かつては至る所に居ましたよね。そして道路にはよく車に轢かれたウシガエルがピョン吉になっておりました。実物を見たのは実に30年ぶりかなー!?

「彼」はいきなり冬の眠りからたたき起こされてご機嫌ななめ。可愛そうなので水辺に放してあげたのですが・・・これが仇となりました。その場から少し離れて作業していた所、何だかカラスの鳴き声が・・・気付いた時には時既に遅く、「彼」はカラスに突かれて虫の息に。保護して遊歩道の裏側に潜り込ませておきましたけれど、恐らくお気の毒な状態になるだろうと思います。ごめんね・・・

他にも・・・湿地の横には沼があり、そこにはヒキガエルの卵が有りました!俗に言う「トコロテン?」やっと見つけました!これは昨年オタマを、近所の田んぼを探し回って諦めたいきさつがあります。→2008.4月30日のコメント
アパートの庭にあるプランターの池に是非おいで頂きたい。庭には虫が多いので夏場には蛙に活躍してもらいたいからです。
ちなみに・・・他の蛙ではダメなのです。ヒキガエル(通称:ガマ)は、普段は水が嫌いで乾燥に耐える蛙なのです。ほんのわずかな水場があれば、通常の庭でも生きながらえます。寿命も10年近くあるのです。私が茶道を習いに行っている師匠の家の庭には、住みついている奴がいて、春から夏にかけて毎年お目にかかっております。

っと言うことで、卵を少しいただいて帰りました。恐らく一週間以内に卵は孵化しますが、無事に成体になるのは極めてわずかな確立でしょう。果たしてアパートの庭の主になる個体は現れますでしょうか・・・


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2009年03月22日   自然観察レポート <谷津田の生き物>


田んぼや湿地で土を掘り返していると、色々な生き物に出くわします。

中でも特に面白かったのが写真(上)の状況。
土が盛り上がっているだけではないか!?と思われるでしょう。
これ、撮影している最中は、モコモコと動いていました。
何か?というと、モグラが土の上に顔を出す直前です。
残念なことに・・・
鼻頭が出る瞬間にこちらの存在を察知されてしまいました。
一瞬ヒゲが見えた様な気がしたのですが・・・

写真(中)はオケラ、漢字で書くと螻蛄(ケラ)
バッタ目キリギリス亜目コオロギ上科の中のケラ科だそうです。
これも以前では、土を掘ればたくさんいた昆虫でした。
モグラと同じような形をした前足は、もの凄い力があります。
手の中で軽く握ると、人間の指を押し戻して脱出するパワーを持っている。
雄雌を採集できれば繁殖する所を観察してみたいのですが・・・

写真(下)はコクワガタ
なんで湿地にクワガタムシがいたのかは不明。でもいました・・・
普段オオクワガタを飼っていると、いかにこのクワガタが小型なのかが
よく分かります。それでも、この個体は特に小さい。
いままで見た中で最小かもしれません。私の人差し指より細いのですから。
これは・・・湿地でメダカを捕っていた子供達にあげました。

これから暖かくなってくると、多くの動植物昆虫にお目に書かれます。
今年はどんな生き物に出会えるか今から楽しみです。

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2009年03月22日   自然観察レポート <谷津田の植物>


「餅は餅屋」といいますが、どんなジャンルにもその道の詳しい人たちがいます。

谷津田の湿地で野良仕事をしていると、そこに参加してくる人たちは様々な立場の人が集まります。広くは環境保護全般ですけれど、里山保存・休耕田の活用・生態系の保全(植物・動物・鳥・昆虫 etc.〜)のそれぞれの立場の人たちの集合体。全体の総意が同じ方向・共有意識の持てる部分で協力しあう活動になります。その中でも大きな位置を占めるのは「農業」なのですが、この視点はとても奧が深くて難しそうなので、この場でも今後少しずつ触れていくことにします・・・

先日は植物に詳しい観察員がいらっしゃって、希望者を募って、谷津田の植物解説をしてくれました。そこにどんな生態系がバランスを持っているのかを、知って居るかどうかは重要な視点です。少しでも知識が増えた方が好ましい。私も飛び入りでそのレクチャーに参加しました。

すると・・・観察員から ぽろりと出てくる知識の洪水に飲まれて溺れてしまいました。ざっと見渡しただけで数十種類の植物が視界に入ります。専門家はそれぞれの名前や生態はもちろんのこと、分類や特徴を述べ、食用になるか毒なのかなども解説してくれます。

ざっと触れられた種類をメモしていましたが・・・
ミズキ・イヌシデ・ネムノキ・コブシ・ホトケノザ・ヒメオドリコソウ・ウシハコベ・ハルジオン・へビイチゴ・サンシュウ・ニワトコ・モミジイチゴ・ハナダイコン・ショカツサイ・オオクラセイト・オニノゲン・リュウノヒゲ・カキドオシ・タカツケバナ・オオイヌフグリ・タガラシ・オランダミミナグサ・オニノフスマ・タビラコ・ノボロギク・ギシギシ・スズメノカタビラ・アケビ・セイヨウタンポポ・ヤブカンゾウ・タブノキ・ウグイスカズラ・ノビル・ウラシマソウ・エドヒガンザクラ  etc.〜

途中で記憶のキャパシティを超えたので頭が白くなりました(苦笑)植物はおたがいの勢力範囲を浸食しあってバランスを保っています。そこに人が介在することによって、生態系は大きく変化する。特に整備する意識無しには里山は荒廃してしまいます。放っておけば勝手に雑木林などが出来る訳ではないのです・・・

そういえば・・・自分自身の知識で、勘違いしていた事がひとつ解決しました。セイタカアワダチソウは正式にはブタクサとは全く別の種類であること。花粉アレルギーの元になるのはブタクサの方で、セイタカアワダチソウは関係無いそうです。だいたい・・・空き地いっぱいに生えているあの黄色い花の花粉は遠くに飛んだりしないらしい。要するに濡れ衣であり、別種のブタクサが黒幕なのだそうです。こういうのは知らないと偏見につながってしまいますね・・・

写真 コブシの木(上)ウラシマソウの双葉にあたるもの(中)
江戸彼岸桜(下)(都市部に多いソメイヨシノ桜は江戸彼岸桜と大島桜からの交配種であります)

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2009年04月12日   長津川緑地


今日は午前中、千葉県船橋市内にある長津川緑地に行っておりました。NPO関係者が集まって、そこに自生している植物の調査確認と記録が目的です。私は例によってカメラマンとして参加。以前より活動を続けている他の皆さんは何かしらの専門家で、私が一番世間知らずの身の上かも。写真を撮るしか能がありません(苦笑)

ここは家からそう遠くない場所なのですが、その存在を今日に至るまで全く知りませんでした。幹線道路から少し外れた位置にある為、普段見ている視界からも隠れていました。行ってみると、かなり広い敷地内に遊水池があり、大雨が降った時には一時的に貯水地として活用されているとのことです。周囲をぐるりと遊歩道が整備されていて、その半周分くらいに桜が植わっています。今はちょうど桜の時期が終わったところ。来年は是非見たいものです・・・植物に詳しい自然観察員の方を迎えて、少人数のグループで遊歩道を一周しました。

最初は舗装されたランニングコースの様なエリアを通りましたが、今日はちょうどフリーマーケットの開催日。その中にとても懐かしい出店を発見。自作の竹細工を売るおじさん。私はウグイスの竹笛を買いました。これ、本物の声を真似るには練習が必要です。

私が小学生だった頃は、あちらこちらの公園で、こうした手作りのおもちゃを売っているおじさんが居ましたね。当時は他に・・・駄菓子に安いおもちゃ、金魚や鈴虫をリヤカーに乗せて行商をしている人。たまにですが、紙芝居の人もいました。・・・って言うと、それは戦後か?と突っ込む人がいますが、昭和40年代中頃の東京(世田谷区)のことですよ(笑)

懐かしさを楽しんだあと・・・緑が多い遊歩道へ移動し、目立った植物を一つずつ観察しながら進みました。

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2009年04月12日   自然観察レポート <長津川緑地> 


長津川緑地 植物調査について回った時に、今日もまた今まで勘違いしていた「自分の常識」がいくつか覆りました。

(上の写真)の植物は、私のいるアパートの庭にもたくさん生えています。何処でも見かけるポピュラーな存在。これを私は「ホトケノザ」と覚えていました。ところが間違い。正解は「ヒメオドリコソウ」ぜんぜん違うのは何故?何処で記憶がすり替わったのかなー(汗)まぁこの位は知らない人も多いでしょうからいいかな・・・

問題は三つ葉のクローバーでした。
(真ん中の写真)四つ葉のクローバーで知られているのはどれか!?

私はどれも近似種であるからどれでも良いのかと思ってました。正確には左の少し葉が長いのがアカツメクサ(ムラサキツメクサ)、真ん中がシロツメクサ(オランダレンゲ)、右がカタバミ。カタバミは全く別種でクローバーとは関係ない。親戚でもないらしい・・・クローバーはツメクサだけを指して言うのですね・・・勉強になりました。ちなみに三つ葉は、西洋でそれぞれ「父なる神」「キリスト」「精霊」を示し、四枚目を合わせて「クロス」→十字架を現すので「魔除けの印=幸運」の証となるそうです。一方、花言葉で言い換えると四枚の葉を「名声」「富」「満ち足りた愛」「素晴らしい健康」に例え、四枚そろってすなわち「真実の愛」を導く象徴とするそうです・・・

とても久しぶりに・・・懐かしい草の実を見つけました(下の写真)
「オナモミ」の実
原っぱの中を走り回っていると、いつの間にか服に付いてくるギザギザした種です。アップで見ると、トゲの先が鍵状に曲がっていて、服の繊維に絡まります。マジックテープのアイデアの元になった存在ですね。どんな葉っぱが生えてくるのか興味が出たので、持って帰り植木鉢に植えておきました・・・

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2009年04月26日   雑木林の草刈り


今日は午前中に雑木林に入り 笹などの雑草を刈ってきました。

現地に道具を運ぶのにリヤカー(左)を使いましたが、これが何と新型のアルミ製。流石 21世紀のデザインは違う・・・折りたたみ式で車で簡単に運べる仕様設計。なかなか格好良いので感心してしまいました・・・

今回 現場の面積が広いので、エンジン駆動の草刈り機を使用しました。タンクにガソリンを入れスターターの紐を引くと始動します。その音を聞くと、昔 中学校の技術の授業で単気筒エンジンのしくみの授業があったのを思い出しました。心の底には色々な記憶が眠っているものだと変に感心。この草刈り機の回転刃はかなりのパワーがあってよく切れますが危険でもあります。身の回りでも指を飛ばしたなんて話を聞いたことがありますし・・・気をつけて扱わないと怪我をしますのでちょっと緊張・・・

使ってみると・・・このマシンで雑草を刈り倒していくのはけっこう楽しく気合いが入ります。視界にあるものを綺麗に刈り取って平らにしていくのが気持ち良く 癖になります。何かエアーマットのプチプチを一つ残らず潰していく感覚に近いかも(笑)

余談ですが、雑木林には竹藪もあり、立派なタケノコ(中)に遭遇しました。ここまでデカくなるとちょっと堅そう。そして、大人3人で午前中いっぱい作業して、雑草の山がいくつか出来ました・・・後日これを粉砕機(右)にかけて細かくし、堆肥に混ぜる作業をやります。

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2009年05月13日   市民農園 <不耕起栽培の稲>


先日 里山環境保全活動のメインイベントとも言える行事がありました。

田んぼを民間に開放しての田植え

本来 農地は法律で規制されていて、一般市民はそこに立ち入って作業をしてはなりません。作物は全て農家の所有物となるそうです。その一方で、現在「休耕田」と呼ばれる荒れた農地が全国に広がっています。それは国の政策の影響が大きいと思われる・・・環境保全を目的とするNPO活動では、農業を里山の自然のサイクルを担うものとして捉えておりますので後押しをしています。地主さんの理解と法律の範囲内において、可能な活動を模索するものです。

その一つがこうした<市民農園>の実現。ここまで来るまでに大勢のスタッフの努力と前準備がありました。その話は後日また触れることにします・・・田植えに参加した人たちは、事前に一般より公募して集まった「市民メンバー」となる方達。自分たちの受け持つエリア内での作業ですので、負担も限定されております。家族揃って楽しく参加できるのが何よりなことでしょう。

私は前の日に田んぼに縄を張る作業を手伝いました。慣れた専門家でも無いと、真っ直ぐに苗を植えて行くのは至難の業。目安となる縄がないと斜めに植わってしまいかねません。

ここの田んぼは「不耕起栽培」という方式だそうです。写真で見ても分かるように、田植え時に田んぼの土が見えていますね。水田と呼ぶには水が少ない状態です。これは、トラクターなどを使って田んぼの土を掘り起こした後に植えるやり方では無いのです。耕さない堅い土に穴を開けて苗を植え込んで行きます。それは稲にとって、悪い条件なのですが・・・そうすると植物は一生懸命生きようと抵抗して強い根を張って丈夫に育つらしい。発想を逆手に取ったちゃんとした農法であります。そのかわり、堅くて粘りけのある土ですから、沈み込んだ自分の足を抜くのは大変です。一人あたり限られた面積ですから大勢(大人子供合わせて約60人)で 半日で田植えは完了しました。農業はやはり重労働で大変であります・・・

余談ですが・・・私は子供の頃からアトピー持ちで、体調が悪くなるとよく発疹や軽い皮膚炎になります。それが土いじりをするととても調子が良くなる。薬を服用するよりも、こうして手に土を付けた方が具合が良いのです。不思議なことです・・・

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2009年05月24日  自然にふれる体験 <ヤゴ救出作戦>


プールには冬の間でも水が張ってあります。その理由としては、緊急時の非常用水として、また水を入れておくことでプール壁面の保護をはかっている等々・・・色々な理由があって水を抜かないのですね。

溜め水になるのでボウフラが発生することもあるでしょう。その対策として魚を放しているのを見た事があります。一方、そこに自然に涌く生き物たちも多い。羽を持つ水棲昆虫などもやってきます。プールにトンボのヤゴがわくのは耳にしていました。でも・・・どんなそれがどんなトンボでどの位の数になるのかは私は知らなかった。

プールの水を放っておくと どういう事になるのかをまず知りました。とんぼのヤゴが羽化するのは5月末から夏にかけて。ちょうどその頃に何があるかと言うと、夏のプール開きの為に プールの水抜きと掃除が行われます。水はそのまま下水に流され一掃されます。多くの生き物たちも一緒に・・・

そこで・・・NPOの有志で「ヤゴの救出作戦」を実施しているのです。参加者は呼びかけに応じた子供たち。親子で来ます。捕獲したヤゴは、各自が面倒を見て 羽化させ、昆虫の観察をしてもらうという企画。貴重な自然観察ですから一石二鳥ですね。

地元の市民プールでその「ヤゴ救出作戦」が行われました。毎年行っていることもあってか 大勢の人たちが集まりました。プールは大人が泳ぐ深いプールは危ないので、子供向けの水深の浅いプールでのみ実施。それでもかなりの広さがあります。

始まってみて驚いたのは、まずヤゴの数がもの凄いこと!数十人いる子供たちはみなバケツやプラスチックの水槽を持ってきていましたが、ほんの30分ほどで容器がいっぱいになる程採れました。全体でいったい何匹になるのか!?主にいたのはアキアカネなどの赤とんぼ系。一部シオカラトンボも入っているらしい(写真 三番目)
でも・・・「ヤゴ採り」には一つの目標もあります。それは「ギンヤンマ」のヤゴをゲットせよ!というもの。ギンヤンマは大きなトンボであり、そのヤゴは他のトンボのヤゴを補食して成長すると聞きました。今回 子供プールにはギンヤンマはほとんど見つからず、その分小型のトンボのヤゴがたくさん繁殖していたという結果でした。それでも、慣れたNPO関係者が探してやっと3匹だけ見つけました。そのうちの1匹は私が自分で捕まえました(写真 四番目)

初めて捕まえたギンヤンマのヤゴはとても大きく立派でした。恐らくプールという限定空間においてはこいつが最強の存在!ラスボスにあたる格付けでしょう。私も家にヤゴを持ち帰り羽化するまでの観察をすることにします。予定では1〜2週間ほどで羽化するらしい。とてもたのしみです。

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2009年07月05日  商店街の縁日出店の手伝い


地域社会での関わり合いもNPO活動に通じるものがあります・・・

以前は・・・地元商店街が主催する縁日の出店の手伝いをしていた事がありました。地元と言っても今住んでいる所では無く、以前暮らしていた街の駅前商店街を指してのことですが。ずっとブリーディングしているオオクワガタも、最初の頃は そこの出店での「子供クジ」の景品として進呈したりもしていた経緯もあります。

ここ数年ほどは時間の都合が合わなかった事もあり、遠ざかっておりましたが、また手伝いをさせてもらうことになりました。商店街で自分の顔を覚えてくれているというのはうれしいもの・・・よろこんでお手伝い致します。昨日と今日の夕方以降にくじ引きの店番をしております。今回は「子供クジ」では無く、やや年齢対象が上の「豪華くじ引き」の方を担当しています。参加費が300円でやや高めなのですが、景品がご覧のようにゴージャス(写真 四番目)なので けっこうな人気がありますね。子供たちも「高い!100円まけて!?」とすり寄ってきますが それをなだめるのが大変です(苦笑)

日頃は人混みを避けて大人しくしていますけれど、お祭りだけは賑やかな方がよろしいです。特に子供たちが元気だと活気が違いますね。天気が一番の心配ごとで、それによって客足はもの凄く変化します。まぁ今日は何とかもつと思われますが・・・目一杯頑張って来ます。

追記:二日目

梅雨のさなかなので天候に左右される可能性も高いながら、両日とも薄曇りでセーフ。客足はかなり多めで盛況でありました。私はくじ引きの店番。数年前にも担当して経験はありますが、普段やらない事なので上手いとは言えない・・・

左隣りには20代後半の威勢の良い兄ちゃんたちの店。見るからに体育会系で大声が出せて凄い迫力!右隣りはおばちゃん達の子供クジ(ガラポン)の店でライバル的存在?しかも毎年出ている手練れ揃い!こちらは私とまだ学生の大人しい女の子ふたりで仕切りました。祭りはとにかくノリと勢いが必要なので、私も一生懸命叫びましたが日頃大きな声など出さないので何か足らないのが分かるのです。マッチョにも熟練のおばちゃんにも負けてました(苦笑)・・・

そして何よりも手強いのが子供たちであります。
こちらは「スピードくじ」という 豪華な景品が当たる参加費が高めのくじ引きなのですが、どうしてもお目当てが欲しい子供が あの手この手で攻めて来ます。まず1回300円のコストの切り崩し。「200円でやらせて!」っとおねだりしてきます。こちらが「300円びた一文負けられないね〜♪」とあしらうと「じゃあ250円で!」っとセリでもやるようにしつこく食い下がってくる。それを一日中ずっとやっている訳です。

一番すごいのは・・・1回やってスカを引いた子が、くじ引き箱のそでに1時間くらい張り付いて、何等がいくつ出るのかカウントを始めること。確立の分析をするのです!これには参ります。一人では無くそういう奴は何人もおりました。1等や特等は数百枚入っているくじ引き箱に商品の数分しか入っていませんから、簡単に出る訳ありません。すると「当たりくじなんか入って無いんだぁ!」と騒ぎ始めます。明らかな営業妨害なのですけれど、邪険にする訳にもいかずなだめるのに大変な労力を使いました(汗)
でも・・・お父さんと一緒に来た小さな女の子が「特等の液晶テレビ」を当てると、大勢の子供たちの目が一瞬にして変わりました!その後は「特賞が出た出た!!」とずっと騒ぎ回ってくれましたので、こちらの負担は一気に下がりとても楽になりました。こういうのは子供と一緒に場を作っている訳で、これも祭りならではの楽しさかと思います。子供たちは欲望に純粋なので、敵にまわすとやっかいですが 味方にすれば実に頼もしい存在ですね。面白かった・・・

写真 1番目 くじ引きの抽選券
   2番目 隣の子供くじ 開始する30分前から並んでいました
   3番目 景品の一つ ジョーク品です。けっこうウケてました(笑)


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2009年07月25日  田んぼの稲に穂が出て来た


5月13日のコメントで田植え作業にふれましたが、その後 田んぼはどうなっているか?・・・この2ヶ月ちょっとの間は田んぼ担当の方から、少しずつ伸びてきた稲の写真を見せてもらっていましたが、私は現場に行くのをすっかりサボっておりました。
今日は朝から天気が良かったので、ちょっと自転車を飛ばして様子を見に行ってきました(写真 一番目)稲はもう50センチ以上の丈になっており、穂になる茎も出て来たところです(写真 二番目)

驚くべきことは・・・
たった数ヶ月の間に、田んぼの中に実に多くの生き物が住み着いていたこと。アメリカザリガニは土の中で越冬したものがすでにおります(写真 二段目 左)稲が有る程度大きくなった所で水路から水をひいた様です(ここの田んぼは他の水田とやり方が違う)メダカや水棲昆虫なども数多く確認できました。食用ガエルのオタマジャクシは二年かけて大人になりますが、その二年目の個体も数多く泳いでいます。農薬を使わないと、そうした多くの生物の楽園になりますね・・・これこそが里山保存の活動の主旨に沿うものなのでしょう。あとは・・・このまま稲の病気や害虫の大量発生がなければ良いのですが・・・

NPO活動でやっている稲作は、自然農法重視で進められています。でも本来の農業での稲作は理想論だけでは成立しないのも理解できる・・・その辺りに色々課題が出てくるかと思われますので状況を観察していきたいですね。

しばらく田んぼの周辺を散歩・・・近くの人工池にはシオカラトンボ(♂)とムギワラトンボ(♀)のつがいがおりました。接合の仕方がなんか逆なのではないか?と気になります。色調自体が逆のパターンもあるのかな?(写真 二段目 右:ちょっと露出オーバーで色が分かりにくい)

こうして一緒に居るところを撮らないと、この俗称の違うとんぼが同じ種類のものだと分かりませんね。いい証拠が撮れました。来週にはこの近場の里山に蛍を見に行ったり、星夜写真を撮りにいくつもりでいます。あとは早く梅雨空が去って欲しいだけですね・・・


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2009年08月02日  東京湾に存在する豊かな漁場


東京湾には三番瀬と呼ばれる遠浅の区域があります。

東京ディズニーランドのある浦安市から市川・船橋・幕張までの海岸沿いを結ぶ東京湾の最奧部。総面積1200ヘクタールに及び、水深が数メートルの浅瀬が続きます。そこには多くの海洋生物が生息し繁殖する貴重な環境が維持されているとのこと。一時期この一帯を埋め立てて開発区域にしようというプロジェクトが持ち上がりましたが、市民による開発反対運動などによって計画が撤回され、現状保護されることになっています・・・

その三番瀬を船に乗って見て回るイベントに参加しました。

普段海岸から見ている東京湾と、数キロ沖合から見る海岸の様子は随分違うものですね。浦安の街も遠くに小さく見えます(写真 中)そしてその広い海原の中でもほんの2メートルしかない浅瀬であるという事実にも驚きました。竹竿を伸ばすとすぐに海底に届いてしまいます(写真 右)船は二十数人が乗れるクルーザーでしたが、浅い海でも走れる特注のエンジンを積んでいるらしい。普通の船ではスクリューのシャフトが海底にぶつかってしまいます。この船は船尾から海水を噴出させて進む「ハイドロジェット推進」タイプ。震動も気にならず快適な遊覧タイムを過ごせました。

今日は曇りの天気で 海の色は暗くしか見えませんでしたが、今の季節は褐色の植物性プランクトンが一帯に涌いていて、それをベースとした貴重な生態系が存在している話を聞きました。また、この干潟の環境を守るために、内地の河川から流入する水環境をいかに保全するかの話につながります・・・それは最近NPOで関わっている里山の谷津田を起点とする環境問題と密接な関係があるようです。この話は理屈で語ってもイメージしにくくまた難しい・・・

その辺りの話を シンプルに分かりやすくビジュアル化する努力と必要性を、また新たに感じました・・・

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2009年08月10日  盆踊りのお手伝い


7月初旬に・・・以前住んでいた街の商店街の縁日がありました。私はその町内会のボランティア名簿に名前が載っているので、スタッフとして参加しました。今日は盆踊りがあったので、またお手伝いに・・・

でも今日は夕方、土砂降りの通り雨があったり 体感できるほどの地震があったりとアクシデントが色々発生!特に雨が降ると客足は遠のいてしまいます。祭りの出だしは人がいなくて寂しい雰囲気・・・でも、陽が落ちて盆踊りの曲がスピーカーから流れ始めると次第に人が増えて来ました。

私は今回も出店の担当。千本くじと輪投げのコーナーの店番に。輪投げというのは・・・簡単なものだと思っていましたが、子供達の様子を見ているとちょっとした発見があった。目標をめがけて輪を投げるというのは、出来る子とそうで無い子で明確な差が存在しますね。まず、目標を見定めるというのは誰でも出来るものでは無いということ。意外でした・・・ ちゃんと見ないで投げる子がけっこういるのです。そういう子に限ってやたら悔しがる・・・「落ち着いて何処に投げるか良く考えてね」っとアドバイスしている最中にもう投げています、あさっての方向に(苦笑)

人の話に耳を傾けたり物事に集中するというのは簡単に出来ることではない様です。それは単に経験値で差がつくのでは無く、何だか性格?から来る違いのような印象も受けました。結局向き不向きがあるのでしょうかね?・・・

天気は怪しい空模様のまま何とか最後までもち、無事に終わりました。

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2009年08月22日  納涼盆踊り


旧暦で言えば8月15日の「中秋の名月」もすでに過ぎました。
暦の上ではもう秋なのですが、気温からすればまだまだ夏です。
でも、学校の夏休みが終わる気配が漂う今の時期は何か寂しさが漂いますね・・・

毎年この時期には「納涼盆踊り」があちらこちらで行われます。
その一つを見てきました・・・
(地域のコミュニティの紹介としてこの欄に載せます)

そこでは盆踊りの合間に行われた太鼓のアトラクションが見物。
威勢の良い年配のおばさん達が頑張っておりました。
ここ一番の見せ場を魅せる祭り人は鯔背(いなせ)の趣があると言うべきか・・・
年配のおじさんもとても格好良く見えます。 こういうのいいですね〜

その様子を見ている子供達の目にはその背中がどの様に映っていることでしょう・・・

Nikon D700 AiAF50mm F1.4→2.8 ISO1600 絞り優先モード +0.7〜1.0EV

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2009年09月21日  稲刈り作業の撮影


春先から時折レポートしております NPO支援での民間人の稲作活動。
その経緯をビデオ撮影してプロモーション映像を作ることをしております。

今日はいよいよ稲刈りの日でした。

集まった一般の人々は、春先に田植えを体験した複数の家族。誰もが初体験で農作業をしている様なので、毎回作業内容のレクチャーを受けてから本番に望みます。今回の締めの作業もなかなか大変でした。

○竹を組んで、刈った稲を干す棚(稲木・稲架・稲掛け)を作る
○稲を鎌で刈る(小規模かつ手作業のため、コンバインなどは使わない)
○刈った稲を束ねて結び、稲掛けに干す
○脱穀機(ハーベスター)にかけて、稲から藁(わら)を取り除き
 籾(もみ)に仕上げる
 機械は農家の協力を頂いて貸してもらっております・・・

多くの家族は子供連れでしたが、稲刈り用の鎌を扱うのは大人の仕事。危ないですからね。子供たちは刈った稲を運んだり、並べたりして一生懸命手伝っていました・・・そして、ここしばらく天気が良かったことと、今回無農薬農法で作った米の種類の特性のためか・・・刈り取った稲の一部は、その場ですぐに脱穀作業も行いました。

今回稲刈りを行った田は、数日前にすでに半分近く稲刈り・脱穀を済ましてありましたので、そこから精米した米は小袋に入れて、帰り際に参加者に配布されました。また、その米で炊いて作ったにぎりめしと田舎風煮込み鍋が昼食に振る舞われました。大変美味しかったです。

休耕田だった場所を土壌環境の復元から始め、田植え〜稲刈りまでの行程を観察させてもらいました。その感想は簡単に述べることは難しいのですが、あえて一言で言うと「ものすごく大変!」であります。自分たちで作るやり甲斐や喜びも、もちろん大きいのは間違いありません。でも、これを仕事としてずっとやって行くことはそれなりの厳しさも伴うことです。スーパーなどに行って、精米が完了した米袋を、お金を出して簡単に買えることの有りがたさを改めて認識し直しました。それはほんとに平和で幸せなことなのでありますね・・・

撮りためた映像素材は、これから編集作業に入ります・・・


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2009年10月10日  船橋港まつり


千葉県船橋市は東京都のベッドタウンとして住宅街が広がっておりますが、元々は漁港のある街なのであります。でも、主要な交通機関から港までは少し距離があって、私も普段そちらへ足が向くことは有りませんでした。

今日「船橋港まつり」というイベントがありました。

ステージでのアトラクションや出店などは他のイベントでもありますけれど、海をバックにやると雰囲気が何か違います。屋台で売っている食べ物も「海の幸」が入っているので地産地消が売りですね。いくつか食しましたところ「ボラの天ぷら」が大変美味でした。臭みの無い淡泊な白身で飽きのこない味です。この天ぷらは一般には出回っていないとの事で、何とももったいない・・・

イベント入り口には「船橋の海」を中心にした市民活動のアンケートコーナー。そこに掲げてあるロゴマークは私が先日作ったものです。そのデザインがプリントされた携帯クリーナーストラップが出来ていたので、サンプルをいくつか貰いました。

東京都23区にしても、距離にすれば意外と海岸に近く、海縁の街はけっこう多い。でも日頃それをあまり意識していないのは 目に付く情報が少ないからでは無いかと感じます。年間を通して行われているイベントはたくさん有るし、知られていない地産の商品などもたくさん埋もれているかも知れませんね・・・市民活動による広報活動の意義は大きいと感じます・・・


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2010年03月13日  湿地に遊歩道を作る…二年目


ほぼ一年前の3月19日…家の近所にある谷津田の湿地帯にて「遊歩道」を作る作業を行いました。現地の「谷津田を守る会」とNPO有志のメンバーが参加しました。昨年は全体の数分の一にあたる古い部分を取替える作業でした。

今回はそこから延長させて土のうで足場が続いていた部分に、新たにしっかりした木道を伸ばす作業。今日は作業状況のちゃんとした記録を残したいという話で、私はカメラマンとしてビデオ撮影を担当。結局自分の得意分野で貢献した方がしっくりくるのでそういう事になるのですね(笑)でもでも…作業を見ていると、完全に客観的に観察する立場に徹することができません。何しろ「遊歩道」を作る作業は大変で力仕事になります。人手は一人でも多い方が良いでしょう。ほどほどいい絵が撮れたところでカメラを置いて参加しました。

まずは湿地に沈んでいる土のう袋や朽ちた板切れを取り除き、そこに太い角材を並べます。この角材は重い材木(栗の木?)にタールを染み込ませた防腐処理が施されたもの。昔の電車のレールの枕木として使われていたものと同じです(もしかしたら払い下げ品かもしれない)一本が80kg以上あるそうです。二人でないととても持ち上がりません。資材置場から湿地まで一本ずつ台車に乗せて運びました。

角材を並べた後、今度はそれらをカスガイで止めて、次に位置がずれないように柱を打ち込みます。これは昨年もやりましたが、真っ直ぐ打ち込むのがなかなか難しい。しかも大きなカケヤ(大きな槌)が重くてフラフラしてしまう。1本も打つと手が痺れてしばらく言う事をききません。ほんとに日ごろ運動不足だなぁと再認識(汗)

それでも10人近い人数でやったおかげで昼過ぎまでに、一箇所の作業にケリがつきました。残りはまた別の日にやるそうです。そうしてこういう活動は何年もかけて少しずつ進み、谷津田全体の保全を行うためには5~10年レベルの長い目で見守っていく必要があるのでしょう。気長にかまえつつ参加していく覚悟が求められますね…




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2010年03月23日  レンコンの植え付け


先日遊歩道を設置した「谷津田の湿地」で、今度はレンコンの植え付けがありました。そこでビデオカメラを持って取材に行きました。レンコンとは・・・普段惣菜売り場などで調理されたものを良く見かけますが、土の中にある状態のものを間近で見る機会はありません。種類が色々あるらしく、食用になるものと向かないもの(美味しくない)があるとの事。本日目にしたものは鑑賞用みたいですね。花や葉の部分で語るならば「蓮(ハス)」と言った方が分かりやすいでしょう。湿地の土壌の環境維持にも効力を発揮するものと思われます。

レンコンは地下茎の発達したもので、泥の底深いところで育つ植物。冬の間「種芋」の様に保管していた根を、節の所で切り分け、距離をおいて泥中に沈めていきます。その時の作業する人の苦労は並大抵ではありませんでした。普通の田んぼと違ってここは泥が深いのです。体重のかけ方によってはずぶずぶ沈んで行き、膝上まではまってしまうと足が抜けなくなる!?一歩進むのも重労働に見えました(汗)

それと・・・中古で買ったSONY HDR-FX7は今日が二回目の出動。このカメラはフルオートのままでも使い勝手が良さそうなので かなり楽が出来ると分かりました。雑誌のレビューではオートフォーカスが中抜けしたり 合焦が迷うことがあると書いてあった。その症状が出ないかどうかを注意深くモニターしていましたが、通常の撮影では今のところミステイクは出ていません。なかなか良い具合です。 今後めいっぱい活躍してもらう予定です・・・


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2010年05月04日 「愛ある医療を考える」市民公開講座


イベントがありました。

内容は「愛ある医療を考える」ことをテーマとした市民公開講座。医療治療の中で、医術としての西洋医学の概念にとらわれない視点を大切にするもの・・・医療関係者と患者が心の深いところで向き合う事とはどういうことなのか?豊かな人生をおくるための真剣な話し合いが行われました。そこで、東洋の叡智としての仏教思想からの提言がなされた。宗教関係者の話となると、ややもすると宗教そのものの話になるのか?と感じる人も出てくるかも知れません。でも、この公開講座では、心の平安をどう保ち感謝の念を抱ければ幸せなのかという とても分かりやすい話に終始したと思います。講演者に、ダライ・ラマ14世の元で修行されたバリー・カーズィン氏が来日し、通訳を交えて深い話がなされました。

特に・・・終末医療などの深刻な状況にあっては、誰しも避けて通れない真面目な話でありますね・・・

そのプログラムの進行と同時に、コクーンのライブコンサートがあり、テーマを深める唄に 満員となった会場からは熱い拍手が贈られました。コクーンのライブはこれまでに何回かその場に立ち会わせて頂いております。

イベントのスタッフは、医学博士や僧侶を含めた有志・NPO・ボランティアのみなさん。mixiを通しての繋がりがあるとのことで、人の縁とは面白いものであると感じます。また次回の機会を語らいながらスタッフ打ち上げをして来ました・・・


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2010年05月23日 ヤゴ救出作戦 2010 Vol.1


昨年同様今年もヤゴ救出作戦が決行されました。今回で第17回目。場所は千葉件船橋市運動公園内の子供プール。今シーズンの第一回目で、6月にかけて数カ所のプールを回る予定・・・この活動は「トンボを育てる会」という団体主導で行っているもので、数年前より私も参加しているNPO法人です。

→とんぼを育てる会

簡単に説明すると・・・プールは水を張っておかないと傷んでしまう。だから一年中水を入れてある。すると秋口にここに色々な動物が卵を産んで繁殖します。トンボは最もポピュラーな生き物。夏のプール開きの前の大掃除では、汚れた水を下水に全て流してしまいますので、そこに湧いたおたまじゃくしやトンボのヤゴは皆下水行きになってしまう。その直前に救いだそうというイベントであります。毎年告知をうって、市内の子供達に参加してもらいます。捕まえたら後もちゃんと面倒みてね・・・ということでトンボの育て方の資料も配ります。

今日はあいにくの雨で、少し肌寒いくらい。子供連れの親子の出足は今一つでした。そして肝心のとんぼのヤゴはたくさんおりましたがやや小振り。例年よりも成長が遅いようで気になる状況でした。春先の天候不順が影響しているのかも。更に、ヤゴはそのほとんどが「アキアカネ」と思われるものばかり、中型の「シオカラトンボ」が若干混ざっていましたが。存在としてはラスボスに相当する大物の「ギンヤンマ」のヤゴは全く見つかりませんでした。昨年は数匹はいたのに今年はゼロとは!年々環境が悪化しているのかも知れない、心配な状況がそこに感じられます。こうしたイベントから見えてくるものがありますね・・・

救出作戦は午前中でいっぱいでほぼ終了。その後雨脚が強くなってきたので、早めに切り上げ。私も自分の分け前をもらって家路につきました。先週綺麗にしておいた庭の人工池にヤゴを放し、これから世話をしながら羽化を待ちます。なんと昨年は一匹も羽化の瞬間を捉えることが出来ませんでした。大きくなったら何匹か水槽に入れて室内で観察しないと、シャッターチャンスはなかなかモノに出来ないのかも知れません。




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2010年06月06日 ヤゴ救出作戦 2010 Vol.2


私がこの活動に参加するのも今年で二年目。イベント自体は通算17回目・・・

今日はほんとに良い天気に恵まれて、親子連れがざっと80名ちょっと。スタッフも入れると100名近くで賑わいました。場所が子供プールで水深は浅いのですが、何せ水場なので事故が起きないように注意・監視も必要です。事前に受付の仮設テントを張り、プールの中の大きなゴミを拾い、旗を掲げて準備完了。受付が済むと、最初に全員を集めての説明を行い、親子そろっての楽しいイベントが始まりました。私はいつものように記録撮影担当。

探せば東京都内であっても、けっこう生き物がいる環境というのは残っているものです。でも現実には、事故が起きた時の責任問題がクローズアップされる様になり、近年では全てが柵の中の環境に。市民が自由に入れて遊べる自然というのは無きに等しい?例えば足立区などでは、親水公園を至る所に作って環境を整えています。でもそういう所はいわゆる水遊び向けであって、生き物が住める環境とは違います・・・

トンボはその種類によって生態が違うので、放っておけば何でも勝手に湧いて増えるのかというとそうでは無さそう。一番数が多いアキアカネやシオカラトンボ(雌はムギワラトンボ)は、水面を飛行しながら卵を水中に産み落とすタイプで、プールはとても良い繁殖環境。ギンヤンマなど大型のトンボ類は、水面にかかる草や木の枝に留まって産卵するので、足場が無いと卵を産めません。前の年に、水面に足場になるものを投入しておかないと繁殖出来ないらしいのです(写真 8枚目)

それでも今年は、前回の場所も今日のこの場所でも、ヤンマ系の大型のヤゴは確認出来ませんでした。ちなみにギンヤンマのヤゴは、アキアカネの小さなヤゴを捕食して成長するらしい。同族が餌とは厳しい世界ですね(汗)ギンヤンマの存在は、環境調査の時の一つの指標となりえるので、とても注目すべきデータです。今年は危機的状況が続いているのが判明しました。あと、プールにいたオタマジャクシはアカガエルのものと判明。そしてまた 本日は昨年に続いてコオイムシの存在が確認されました。子供の一人が網ですくい上げた中にいた。千葉県ではすでにレッドブック(絶滅危惧種)にかかっている水生昆虫です









・・・今日のプールには秋の落ち葉がほどよく朽ちて堆積していました。そこに大変多くのミジンコが湧いていて、透明な容器に入れてみると、それは命の詰まった茶色いスープに見えました。これが食物連鎖の底辺に必要不可欠な大事な存在。そこで私は今日は、コミズムシ(風船虫)と、ミジンコを大量に採取しました。ミジンコは前回捕ったヤゴやオタマジャクシの餌として・・・









ヤゴの救出作戦は、近年隣接する市町村の他の団体でも行っているらしく、今後も協力の輪を広げて続けていく活動となります。この後、地元に残る蛍の鑑賞会や野鳥・野草の観察会なども継続して行われます。NPOスタッフはそれぞれの活動内容に詳しい者が入れ替わり立ち替わりして、イベントを進行していく。それらの多くにもっと参加したい所ながら、私も仕事の都合もあるので、折り合いをつけつつ協力していきたいところです・・・




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2010年07月09日 今年の夏祭りは盛況だったと思う!?


先日の土日は、以前いた街の商店街で毎年恒例の納涼祭りがありました。毎度のようにコメントしていますが、私もよほど大きな仕事がぶつからない限りお手伝いに行っています。最初 勝手が分からなかった時期もありましたが、何年もやっていると次第にお店のやりくりが見えてきますので、気持ちにも余裕が出て来ます。そして・・・今年はお店手伝いの女の子が二人に増えました。

町内会や商店街のお祭りは、日頃お世話になっている地元の人々はじめ、来てくれる大勢のお客さんに感謝を示す大事な行事。更には子ども達に楽しんで行ってもらいたいもの。なので担当しているのは「スピードくじ引き」のコーナーなのですけれど、そこでをエンターテインメントな雰囲気で満たさなければなりませんね・・・

くじと言うのは、確立的には厳しいものがあるかもしれません。でも当たりは必ず入っている訳で、運を手にした者が豪華な景品を得ることができるイベント。そこをPRします。やることはひたすら大声をあげての客引きです(笑)私は体育会系のノリが本来苦手なのですが、この日だけは別です。っでないと勤まらないもの・・・

今年は、不景気にもかかわらず、けっこうな人数のお客さんが来てくれました。スピードくじも2日間で8割以上出た感じ。写真一番目にある1等の「マウンテンバイク(自転車)」は初日の早いタイミングで出ました。引き当てたのは子ども!喜ぶというより「ホントに当たったの!?」という驚いた顔が大変印象的で面白かった。友達が大勢いたようで、情報は口コミとなってその後会場内の子ども達に伝わったようです。他の1等景品の「液晶テレビ」をゲットしたいというお客さんで溢れました。そうして順調にくじが売れて商店街側の「採算」もなんとか帳尻が付いたみたい。それもとても大事なことです。あんまり大きな赤字が出ると、翌年の運営にも影響が出ることでしょう。収支とんとんでお客さんに喜んで貰えるというバランスが好ましいはず。液晶テレビは2日目の夕方に、やはり小学生が当てました!その場で彼はヒーローに祭り上げられていた。翌日学校でもきっと話題の中心になった事でしょう。

ふと気がついたことですが、浴衣姿で祭りに来る人が多かったような?・・・特に中高生くらいの層がけっこう目立っていたので、今の若い世代もなかなかおしゃれでやるなと感じました。そういう所に日本人の気持ちの余裕みたいなものを感じてうれしく思いますね

お疲れ様の時間に飲んだ「ラムネ」はとても懐かしい味がして、しばし自分の子ども時代を思い出しました。今年の夏祭りは盛況で無事に終えることが出来ました・・・


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2010年07月24日  地元の盆踊り


今日明日は 私の住んでいる市全域でお祭りのイベントが行われています。そして盆踊りも重なりました。街を歩いているとあちらこちらで提灯などが視界に入ってきます。昼間は何処かで神輿もあったようなのですが・・・先ほど、盆踊り広場に足を伸ばしてきました・・・

すると・・・今年は何か雰囲気が違います。会場スタッフはじめ、やぐらに登って太鼓をたたいている人全体の年齢層が若いぞ!例年ではおばちゃんたちがメインだったのです。よく見ると浴衣姿のお姉さんたちもほとんど二十歳前後で揃ってました。これは町内会で何かあったな!?・・・詳細は不明ですが、まぁとても喜ばしい事ですね。また、人出もかなり多めでした。しかも子供連れが目立って、うちの町内会ってこんなに子供がいたんだっけ?と驚くぐらい・・・

それに比べて出店の数が少なかったので、食べ物系がちょっと物足りない感じもしました。子供向けの景品くじは健在でしたが、数年前まであった「型抜き」は見かけられなくなっています。それは私が子供時代からずっと続いていた懐かしいものでした。そう言えば・・・一つ新しい食べ物に出会いました。「たこ揚げ」というやつ。たこ焼きでは無いのです。材料と形は一緒なのですが、油で揚げてあるのです。衣がカリカリしたたこ焼きなんですけれど、なかなか美味でした(笑)

私自身 半月前には、別の町内会にて納涼夏祭りの手伝いをしたこともあり、お祭りの準備の大変さはよく分かります。立場が逆になって会場を歩いていると、もてなされる側の有り難さがしみじみ感じられますね・・・




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2010年07月25日  ふなばし市民祭り


この二日間は千葉県船橋市にて「ふなばし市民祭り」という規模の大きなイベントが行われています。私の地元。っと言っても船橋市は割と大きな市で、都市部と郊外の農地・谷津田には大きな環境差がありますし、何と言っても海岸に面した港町でもあります。その表情には地域差がかなりあるのです。「ふなばし」という地名は全国にいくつかありますが、それは船着き場の桟橋から来ているのが由来であるとか・・・具体的なモデルの有名な橋があった訳では無さそうです。

さて・・・船橋市内でも私の住んでいる地域周辺の商店街も、自前の神輿を出したり、出店やフリーマーケットなどを開いて。地域振興をPRしています。今日は昼よりそのイベントがあると言うので、いくつかある祭り会場の一つに足を伸ばしてみることにしました。私が立ち寄ったのが北習志野駅前の目抜き通りで行われた歩行者天国会場。一直線の長い空間は、幅こそ狭いものの かつての秋葉原の歩行者天国に匹敵する長さです。そこでは出店とフリーマーケットが混在したスペースになっていました。

その直線コースを神輿が行き来します。見ると、町内会の人たちなのでしょうか。一見したところ、商人っぽい雰囲気の担ぎ手集団でありました。神輿を先導する方はいかにも会長さんらしき出で立ち。会場の人混みを割ってゆっくりと通りを縦断します。そうした風景を見るのも久しぶりだったのですが、気持ちの良い夏の一コマに感じられました。

それにしても、ここ数日の殺人的な暑さの中、本当に頑張ったみなさま方 大変お疲れさまでした。こんな酷暑では、出店のかき氷や清涼飲料水に長い列が出来るのも当然のこと。私もかき氷(ブルーハワイ)を一つ胃にかき込んでから、会場を後にしました・・・

昨晩コメントしましたが・・・近くの公園では別枠で盆踊りが行われています。そちらも今日が締めになります。7月中の盆踊りは、旧暦の7月15日に行われていた所から受け継がれてきたものなのですね・・・


FUJIFILM Finepix S5Pro ISO200~400 プログラムオート
Nikkor AF-S 18-200 F3.5-5.6G ED




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2010年08月07日  谷津田の環境整備


スタジオジブリのアニメ映画に「おもいでぽろぽろ」という作品があります。あの中で話題に取り上げられていたはなし。里山(谷津田)の自然は、人間が管理しながらバランスをとっているもので、本来の自然とは意味が違う。稲作という人間の都合で作られた田んぼに生態系が宿り、それが千年以上続いてきた結果が日本の自然の風景だと。まさにその通りだと感じる事は多いです。

よく人間がいなくなってしまえば、自然が蘇るという発想を聞きますが、それは荒廃による自然淘汰が早まる可能性が強い側面もあります。田んぼが無くなればその時点で絶滅する生き物がどの位いるのか?やっと最近になって論じられる様になりました。当たり前の事ですが人間自体も生態系の一部です・・・

谷津田は人の手を入れないと荒れ放題になってしまう。そこで、地元とNPOなど多くの人たちの活動で、様々な整備が続けられています。今回はその一環として畦道(あぜみち)に花を植えようというテーマがありました。そこで出て来たのが「彼岸花」を・・・という提案。

先日 谷津田にて「彼岸花」の球根を植える活動の取材に行きました。その同日に、蛍を見に行った話にすげ変わってしまったので遅くなりましたが・・・畦に生えていたぼうぼうの雑草を刈り、土を耕して球根を植えて行きます。けっこうな人数のボランティアが集まりました。酷暑で厳しい日差しの照りつける中、皆さん一生懸命になって作業を進めていました。おつかれさまでした。

「彼岸花」は成長が早く、その開花時期はいわゆるお彼岸の頃です。9月中旬~下旬が花の見頃になりますね。素晴らしい赤い帯の風景が目に浮かびます。




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2010年10月04日  懐かしの爆弾あられ <ポン菓子>


私が小学生の頃には、よく公園に「爆弾あられのおじさん」が来ていました。名前を聞くと何やら物騒ですが、それはお菓子売りの人です。っと言っても、食べ物を持ってきてくれる訳では無い。長い網籠のついた「得たいの知れない機械」をトラックで持ってきて、公園の真ん中で待っているだけなのです。

当時の我々小学生は、家からお米を1~2合ほどと、数百円の手数料を持参します。それをおじさんに渡すと、回転する小型の圧力釜に米を入れ、バーナーで熱します。しばらくすると・・・その釜の蓋の留め具をトンカチでたたくのです。そこが見せ場で、子供達が大勢集まってその瞬間を見守るイベントと化すのです。釜の蓋はいわば大砲の砲口となって、そこから加熱された米が一気に吹き出すしくみ。それはちょうど、米で出来たポップコーンなのでありますね。もの凄い圧力がかかっているので、ドカーンという大音響が響きます。それを長い金網で受け止める。

その様子から「爆弾あられ」別名「ポン菓子」などとも呼ばれている。

昔は多少おおらかな時代でもあったので、団地の中でもやっていましたが、今 住宅街で行ったらお巡りさんが飛んでくるでしょう!?その存在もここしばらく耳にする事がありませんでした・・・

先週の日曜日に、郊外の谷津田にある広場で、ボランティアスタッフなどによる青空市がありました。地元で採れた野菜や海産物を調理して、その場で頂戴することが出来るもの・・・その場の目玉として「爆弾あられ」を実施しました。周囲はご覧のような風景ですから、少しくらい大きな音がしても大丈夫です(笑)この爆弾あられの機械は、この日の為にボランティアの事務所で購入した新品新型機。今でも作られていたというのが驚きでしたね。初めてみる子供達や、数十年ぶりに懐かしむ大人たちに囲まれて、その爆弾あられは何度も爆音を田園に轟かせておりました。

出来た「爆弾あられ」はしばらくは熱くて触れません。そこへシロップをかけてかき混ぜ、少し甘みをつけます。私も数十年ぶり(何か大げさだ 笑)に食べましたけれど「ああ、確かに食べたことのある味だ」と記憶が蘇りました。イメージとしては、ケロッグのハニーポンをあっさり目にした感じ・・・

目の前で お米が10倍近く!?にかさ増しされて戻ってくるのですから、何か得した感じもする楽しめるお菓子でありますね。




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2010年10月09日  船橋港まつり2010


今日は千葉県船橋市の港まつりがありました。同時開催で港町を歩く「船橋お散歩街道」というイベントがあって、その準備のお手伝いをしていた経緯があって、本日の祭り会場の準備に手伝いに行っておりました。まずは、全体の船橋港まつりについて・・・

本来なら10月上旬のこの辺りは、台風でも来なければ安定した天気が望める時期なのですけれど、本日は一日中雨模様で少々荒れてしまいましたね。朝からイベントを行うか1日延期するかで、運営本部は悩んでいたらしい。朝6時過ぎには一度延期の連絡も入りましたが、その後「雨天決行」の最終決定がなされました。会場に直行しました。午前中は、時折小雨が降る中で、関係ブースのテント張りなどを手伝いました。やはり・・・天気が悪いと一般のお客さんの出足はよろしくありません。昨年に比べてやや寂しい感じのイベント会場でありました。

食べ物の出店では、漁港ならではの海産物を使った料理が楽しめます。今年の一押しは、地元で採れた「ホンビノス貝」を使った煮込みスープがとても美味しかった!いわゆる貝汁なのですが、何でもフランス料理仕込みの味付けもあったらしく、記憶に残る大変美味なものでした。他にもアサリ汁をご飯にぶっかけたものもなかなかの味だったし・・・地元で楽しめる食材を生かした地産地消の見本であります。

他にも魚を網ですくってのお持ち帰りや、取り立ての魚介類の即売会などもあって、単に市場で買うのとひと味違った趣きのあるイベントであります・・・




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2010年10月09日  船橋お散歩街道 <ウォークラリー>


千葉県船橋市にて恒例の「港まつり」が行われました。この数ヶ月の間、NPO関連の活動にて私も準備に参加していました。具体的には配布するチラシのレイアウトなどを担当。同時に、マスコットを作ってみようと提案して、地元をPRするためのキャラクターをデザインしてみました。地元で採れる海産物をイメージして「あさり・海苔・魚」を3人のキャラに被せたもの。PRに少しでも貢献してくれる事を期待したいです・・・

船橋は、その名の由来が「船着き場の桟橋」から来ている いわゆる漁港街。今でも多くの海産物が水揚げされています。でも、少し内陸に入ると、東京のベッドタウンとして発展した団地などが多く、同市民であっても意外と湾岸部に近づく機会も無いようです。そこで、港まつりを開催するのと同時に、港周辺を歩いて、地元にどんな施設や歴史があるのかを知りましょうという企画なのですね。それが「船橋お散歩街道」というウォークラリー。

告知のためのHPがあります。
ふなばしっぷ


JR船橋駅前から船橋漁港のイベント会場まで歩くルートを想定して、その間に食や歴史の見所をいくつか紹介するもの。地元地域の振興のための企画です。歩きながらそこで得たキーワードをかき込んで、簡単なクイズに答えてもらいます。ゴール地点でそれを申告すると、キャラクター入りのルーズリーフケースや携帯ストラップなどを景品としてお渡しするものです。

今日は一日中 あいにくの空模様で、昼過ぎからはかなり強い雨も降りました。やはり天気が悪いと参加する人もぐっと減ります。残念ながら昨年の様なにぎやかさはありませんでした。それでも、毎年お祭りの機会にウォーキングに参加している方にもお会い出来て、写真も撮らせてもらいました・・・

私も昨年よりは一歩突っ込んで活動に参加したつもりでしたが、時間的な制約もあって、充分な協力が出来たとは到底思えません。今後はもっと気の利いたアイデアや効果的な成果を出していかないといけませんね(汗)あと、今回現場で一生懸命頑張った千葉工大の学生のみなさん。どうもおつかれさまでした。




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2011年5月29日  ヤゴ救出作戦 2011 Vol.1


本日午前中 今年も恒例の「ヤゴ救出作戦 Vol.1」を行いました。

簡単に説明しますと、公共施設の子供プールには、毎年秋~春にかけてトンボのヤゴや、おたまじゃくしが住みついて生態系を発生させています。夏のプール開きの準備が始まる6月になると、プールの汚水は全て下水に流されてしまう。そこにいる水生動物たちも一緒に。なので彼らを救い出してそして育ててあげましょうというプロジェクトなのです。普段自然に触れる機会の少ない子供達に声をかけています・・・


今日は台風2号が本州に近づいているタイミングで、あいにくの雨模様。もっとも昨年も同じような天気でしたから、このイベントが雨天決行なのは、やってくる親子連れもよくご存じでありますね。すでに関東は梅雨に入っているし・・・

NPO「とんぼエコオフィス」は、私も参加している自然環境保護団体です。その名の通り、トンボのヤゴを救おうというテーマを掲げています。とんぼがたくさんいる環境は、すなわち命溢れる豊かな自然の場である。だからそう言う環境を守ろうというビジョンを持っています。




とんぼエコオフィス


救出対象のヤゴは、ギンヤンマが主役です。体が緑色の大きなヤンマ。それ以外は、アキアカネ(赤トンボ)とシオカラトンボの中型が続きます。でもここ2年ほどは、何故かギンヤンマがほとんど採れておりませんでした。ところが・・・今年はギンヤンマが大豊作!網でプールの底に沈んだ落ち葉をすくうと、大きな個体が次々に見つかりました。私もこんなに大きなヤゴをたくさん見たのは初めてです。やってきた子供たちにも充分に行き渡る数が採れて、みな満足して帰って行きました。

イベントが始まる前、私は先日手に入れたシンチレーションカウンターで、プールの周辺を測って回りました。3月以降の雨水も相当降り注いで溜まっているはずですから。でも、実測した範疇では、とくに心配になるような数値は出ず、主催者にも告げて安心して作業を進めることが出来ました。何かDoseRAE2はお守りの様な存在になりそうですね。




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2011年6月5日  ヤゴ救出作戦 2011 Vol.2


先週に続いて 本日も「ヤゴ救出作戦」を某子供プールにて行いました。

天気に恵まれた事もあり、親子連れが集まってきました。プールにいるヤゴやおたまじゃくしの数に限りがあることもありこのイベントは世間に大々的に前宣伝はしておりません。毎年 プールの近所にいる住民に知らせている位だと思います。多すぎず少なすぎず、そこそこの人が集まってちょうど良いと思われる行事なのかも知れません。

このイベントの主旨は、トンボのヤゴやおたまじゃくしを、プールの掃除前に救い出すことです。でもそれ以上に大事な事は、子供達に昆虫という生き物にふれ合ってもらうこと。ネットなどのバーチャルでは無い 実物に触れて何かを感じてもらいたのです。それはとても価値のある自然体験になると思います。





トンボのヤゴは、家に持って帰った後に、羽化を観察する機会があります。そこで生命の神秘に触れる事ができます。それもまた 学校で習う事ができない大事な研究になります。イベントの最中に、子供達の間を回って、そのことを触れてまわるのも必要なアナウンスです。

私が子供の時に 自然に触れて色々感動した事を、彼らにも伝えたいという思いがあります。それがNPOのボランティア活動に私が参加している理由です。




プール内で見つけたミズカマキリ。以前は田んぼの用水路などに普通にいた水棲昆虫。




余談ですが・・・
本日も、イベント開始前に 現場の放射線量の測定を自分の判断で行いました。
特に問題視するような数字が出なかったのは、安心して活動できる目安であります・・・




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2011年6月11日  6.11 新宿 原発やめろデモ!


東日本大震災から3ヶ月目の今日、日本全国各地で「脱原発デモ」が行われました。
事前にTwitterをはじめとするネットで呼びかけられていたもの。

福島第一原発の事故については、ここで詳しく述べるまでも無いと思います。3ヶ月たっても一向に解決に向かわない状況と、福島県を中心とした放射能汚染問題をいかに取り扱うのかという深刻さは、先の見えない無限地獄と化している!?

原子力発電政策に関しては、私は元々容認派でした。技術的にトラブルが起きないのであれば、現状ではやむを得ない事かなと。使用済み核燃料の処置に関しては、確かにヤバそうだとは思っていましたが・・・
それも、3月12日の原発建屋ドカン!という有ってはならない事故によってとても容認など出来ない状況に変化しました。更に、放射能物質の拡散という恐ろしい状況は日に日に深刻さを増し、しかも政府・マスコミがグル?になって情報の統制と隠蔽という、今の北朝鮮並みの事をやっている様に感じる始末。誠に申し訳ありませんが、原発推進関係者の言葉を信用できません。

結論として、まずは脱原発希望を宣言します。

今日のデモにも少しでも参加したいと思っていました。最近継続してネットで原発批判をしているのだから、行動もすべきであろうと・・・新宿での行進は「6.11 新宿 原発やめろデモ!」ストレートなイベント名です。仕事が終わってから現地に向かったのですが、私が新宿に着いたのは16時を過ぎた頃。新宿中央公園から出発したデモ隊は、歌舞伎町をまわってアルタ前に到達する所でした。いくつかの隊列があったのを私は知らなかったので、アルタ前に集結しつつある集団をながめつつ、街宣カーの上からの演説に耳を
傾けてしばらく様子を見ていました。イベントの主催者の言葉に同意した場合は、拍手をもって賛同の意志を示しました。

こうした市民活動が大々的に行われた例は、そうそう無い事かと思います。一応全国でトータル100万人参加を目指して呼びかけたのですよね。しっかりしたメッセージとして、行政に影響を与えうるものになれば良いのですが、現状としてはかなり難しいかも知れません。一番効果があるのは、今後選挙の時に、原発政策に慎重及び反対な立候補者に一票を入れることかと思います。推進派には行政の現場からご退場願いたいと・・・

今日のデモで気になったこと。それは海外メディアの取材と思われる外人のカメラマンはかなり目立っていたのに、肝心の国内メディアの取材クルーを見かけなかったことです。テレビや雑誌の場合、腕章が無くてもカメラ機材に所属組織のシールが貼ってあるのが普通だと思われるが それを確認出来なかった・・・

帰宅後、NHKのニュースでは、デモの存在を一応さらりと紹介していました。でも、例えば産経新聞の夕刊には、全く記事が無かったし、大手マスコミネット版にも大きく取り上げて目立った記事を見つけられない。報道がニュースソースを意図的にえり好みして いるのだとしたら、それは報道の自由の放棄に等しいです。いったい何の為なんでしょう?

デモの様子を写真に収めてきましたが、デモは外界に主義主張をPRする積極的な行為ですから、当然見られる事を是としています。なので、撮った写真の中にある肖像権もあえて神経質に考慮をしません。そのまま載せさせて頂きます。

RICOH CX2 プログラムモード + iPhone4によるスナップ


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2011年7月3日  今年の地元夏祭り


今年は、地元商店街のお祭りを始めるにあたり、町内会長さんから訓辞がありました。それは東日本大震災で被災した大勢の人たちへのお見舞いと支援の意思表明。日本全国の多くの自治体などが、同じテーマで様々なイベントをやっている事と思いますが、我々も微力ながらその活動の輪に入りたいという主旨です。

ちなみに私のいる千葉県の東京湾岸部(特に浦安から幕張にかけて)の一部も、今回の地震で甚大な被害を受けました。それは主に埋め立て地域の液状化現象による地盤沈下。上下水道などのライフラインはズタズタになり、未だに完全復旧はしていない地域がある様です。また戸建ての住宅エリアでは、家が土台から傾いて住めなくなった家屋がたくさんあります。
津波で全てを流されたり、原発事故の影響でふるさとを追われた人たちのニュースは多く報道されていますけれど、家が傾いて困っている人たちの報道は比較的報道が少ないです。家が残っているのだから大した事は無いのだろうという世間の感想もあるみたい?ほんの1度傾いただけで、まともな生活は出来なくなるのだという現実も過酷に違いありませんね。普通の生活に戻れず困っている人たちには、ほとんど義援金が届いていない様なので、千葉県内の各自治体レベルでの支援が始まりつつある訳です。

一時ささやかれたイベント自粛の雰囲気があったため、今年の夏祭りはやるべきかどうか話し合いがあったそう。でも、初日の人手を見る限り、やはりやって良かったとみなが実感したと思います。特に、子供がとてもたくさん来てくれて、大変にぎやかに盛り上がりました。

私が毎年担当している「スピードくじ」は、1回300円なので、小学生にとっては少々高価でありますが、その分景品も豪華なので、そこをPRするのが任務であります。昨年は女子大生二人がアシスタントをしてくれました。今年は何とアメリカから来た留学生と社会人の青年の3人でやりくり。いつもとまた違った雰囲気で頑張りました。facebookで最近個人情報をややオープンにしている手前 私のポートレートを1枚さらします(苦笑)

例年 子供達とのやりとりは・・・シビアな駆け引きが乱れ飛ぶコミュニケーション。「100円まけてよ」と食い下がる小学生をいかになだめて、かつ参加してもらうかもこちらの技量にかかっています。時々高価な景品が当たると一気に参加率があがるので、PRの仕方によって集客は大きくかわりますね。そして集まった子供たちみんなで楽しい場を作るのがもう一つの目的でもあります。いい思い出を作って帰って欲しいもの。私も子供時代の良い記憶があるので、その辺りは意識してやってます。



15時から始めた夏祭りは夜の21時まで続き、義援金もかなり集まりました。この調子で二日目も頑張りたいと思います。場所は千葉県の京成線谷津駅 駅前の商店街が会場です。


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2011年7月4日  納涼夏祭り二日目


今年は、地元商店街のお祭りを始めるにあたり、町内会長さんから訓辞がありました。それは東日本大震災で被災した大勢の人たちへのお見舞いと支援の意思表明。日本全国の多くの自治体などが、同じテーマで様々なイベントをやっている事と思いますが、我々も微力ながらその活動の輪に入りたいという主旨です。

ちなみに私のいる千葉県の東京湾岸部(特に浦安から幕張にかけて)の一部も、今回の地震で甚大な被害を受けました。それは主に昨日は地元商店街納涼夏祭りの手伝いで二日目。一日しっかり働きました。二日間通して今回の夏祭りには、大変多くのお客さん(子供たち)が来てくれて賑わった。中には昨年来て、色々景品を当てていった子が再来。今年もくじ引きにチャレンジしてくれたり・・・

ところで・・・お祭りはみんなで一緒になって盛り上げるイベントでありながら、暗黙のルールなんかも存在します。例えばゴミの捨て方や、金魚すくいで取った命の扱いなどなど・・・前者に関しては、今回ちょっとトラブルがありました。会場近くの公園に飲み食いした容器のゴミなどが散見され、二日目の朝 急遽ゴミ拾いが必要になったこと。



子供たちには毎回軽く注意はしていますが、強制力はありませんので、その辺りは簡単に解決しない問題です。金魚すくいで取った金魚の袋を、金網などにかけて帰ってしまう人もいます。夏場の暑さでそういう命はすぐに消えます。捨ててしまう位なら、金魚すくいの場に持って行って返してくれれば良いのですが・・・親が同伴している場合などは、是非そういった所を教育して貰いたいと願います。

最近は、子供用の安価な浴衣などがそこそこ流行っているみたいで、粋な出で立ちで祭りに来る小中学生が目立ちます。本物の餅つき職人のデモンストレーションなどもありました。日本の夏の風物詩としていいもんだと感じます。スピードくじのコーナーを手伝ってくれたアメリカ人の留学生も、そういう日本の良さに色々ポジティブなイメージを感じたみたいで、世間話をあれこれしました。




二日間通してお客さんがひっきりなしでした。スピードくじのコーナーでは、300円の参加費のうち100円を被災地への義援金に充てましたが、ここだけでもかなり集まりましたので、今回のお祭りのもう一つの主旨も満足行く結果になったと思われます。お祭りは最後に打ち上げ花火にて締めとなりました・・・

その後の片付けはスタッフ総出で行い、最後三本締めで無事終了となりました。



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2011年7月23日  地元の盆踊り


今年も盆踊りの季節になりました。

大きな震災があってから最初に迎えるお盆に向けての祭り。
毎年当たり前の様に繰り返される行事ですが、
東北の被災者や福島の避難者の事を考えると
その当たり前がいつもと違って感じられても来ます。
私の地元は例年と違わずいつもの風景で平穏です・・・

地元の盆踊りは年々縮小し地味になってきている感じもしますが
浴衣を着て集う人々の楽しい笑顔は相変わらず続いている。
格好良い素敵な年配の人たちもたくさんいらっしゃいますね。

私の家族にとっては、子供を連れての初めてのお盆です。
ことちゃんを抱っこして祭りの会場を歩き回ってきました。
ごく当たり前の日常がとても有難く幸せに思います。


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2011年7月26日  武蔵小金井 阿波踊り


地域ごとに毎年恒例になっているお祭りがありますね。

東京の武蔵小金井では、阿波踊りのパレードがそうです。
いくつもの「チーム」が駅周辺を踊りながら行進し、
それはさながらリオのカーニバルの様でもあります。

沿道には大勢のギャラリーが集まって、
通り過ぎる阿波踊りの隊列に見入っている。
これも日本の夏の風物詩なのですね。
とても風流でイイですねー。




私はたまたまこの日は通りすがりで、阿波踊りのパレードに
出くわしたので大変ラッキーでした。

せっかくなので、どんな衣装のチームがいるのかしばらく眺めておりました。
どのチームも相当踊りの稽古を積んだ熟練と見えて、
大変すばらしい阿波踊りだったと感じました・・・



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2011年8月27日  夏をしめくくる風景


今日の夕方 うちの近所では遅めの盆踊りがありました。
盆踊りは・・・通常お盆の最中に多く行われていますが、地域によって時期や取り決めごとが色々とあるらしいですね。もはや元々の意義は薄れ、恒例の夏の行事として行われている感じがする。

お盆は、元々先祖供養の儀式。日本古来の信仰にあった精霊への畏敬の念の現れ。仏教の教えなどとも結びついて、年中行事として暦の中に定着したらしい。先祖の霊があの世から現世に一時的に戻ってくるタイミング・・・それを迎え入れてもてなし、またあの世へ見送るという。つまり毎年先祖の霊と一緒に過ごす夏の行事なのでありますね。

先祖の霊を「迎え盆」で歓迎するのが8月13日。それから3日間共に過ごして、16日に「送り盆」であの世へ見送ることなのだそうです。日本各地で行われている行事には「迎え火」「送り火」「精霊流し」などの行事がありますし、盆踊りは本来その最中に行われていたものと聞きます。

うちの近所では、お盆の時期に完全に合わせての行事にはなっていませんが、7月下旬と8月中旬の二回に行われております。それが今年は、東日本大震災の影響があってか、送り盆に合わせてのタイミングは逸してしまいました。8月下旬の今日は、今までで一番遅い盆踊りかと思います・・・

うちではことちゃんをベビーカーに乗せて、家族そろってお出かけ。ことちゃんには水風船のヨーヨー釣りを見せてあげました。最近とみに感情表現が豊になって外界に対する好奇心も旺盛になって来たので、初めてみるヨーヨーには興味津々でした(笑)人混みが多くなってきたので、ベビーカーでは通行の邪魔にもなります。盆踊りの会場の様子を少し見学してからその場を後にしました。

7月下旬の盆踊りの時にもコメントしましたが、今年のお盆には、先祖の霊だけでは無く 例年以上に多くの尊い精霊が、家族に会いに来ていたと思います。私はオカルトめいた事を信じている訳ではありませんが、これは気持ちの問題かな。純粋に大事な家族と一緒にありたいという多くの被災者の思いを大事にしたいと考える。そこには、尊い慰めの意識と、祈ることで救われたいと思う心の問題がありはしないか。その精神世界に水をさすような事はしません。あえて非科学的な認識をも肯定したい気分。

大事な家族の意識は愛すべき者のそばにきっといます。その永遠を願って生ある者は一生懸命生きるべきでありましょう・・・

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2011年9月11日  911 新宿 原発やめようデモ


611の原発やめようデモに続く、新宿での二回目のデモです。
私は今回は最初から参加して来ました。

デモ行進は・・・
成熟した民主主義国家においては、事前の申請を自治体に行い そのタイムテーブルを申告してあれば、公共の福祉に適合される範囲内で認められている市民の権利です。今回の新宿のデモもその手続きを得た上でのものだそうで、家族連れでも参加できるものでした。よって、こういう活動をすることは何ら後ろめたい気持ちを伴うものではありません。

今回の主旨は、福島原発事故を発端とする原子力エネルギー推進政策を根本から見直し、安全性の面から考えて原発の稼働を一時凍結し、今後の原子力エネルギーの平和利用をも見直してもらいたいとするもの。一言で言えば、原発はもういらない!ということです。

私は実は大学生の頃からこの問題には触れる機会があって、何度かその議論に参加したこともあります。でもこれまでは、国策としてのエネルギー政策には原子力はある程度必要で仕方が無いという容認の立場で静観しておりました。でも、福島原発事故以来、原子力安全委員会のいい加減かつ無責任な対応や、政府の無策ぶりを見るにつけて、原子力活用にはリスクがあり過ぎると考えを改めました。更に放射能汚染問題に至っては、公表されている情報が「大本営発表」のレベルである疑いを捨てきれず、要するに政府行政のアナウンスを信用することが出来ません。豊かな生活を保障するという原子力エネルギー政策には根本から疑問を呈しております。もう多少の国力低下を容認してでも原発推進は考え直してもらいたいという思いに至りました。

今日のデモでは、原発反対の主旨にほとんど関係無い団体なども のぼり旗を持って参加しており、全体としては必ずしもまとまりがあったとは断定できません。でも、参加人数はそうとうふくれ上がり、デモとしてはかなり大規模であったのでは無いかと感じます。それなのに、不思議と国内のマスコミの取材クルーの存在を確認出来ませんでした。これは6月11日の時にも感じた事です。あの時はTBSの報道特集の取材が入っていた位で、その他のマスコミでは私はニュースでの取り上げを確認していません。それが何故なのか?不思議なことは色々感じられるのですね。最近では私は、中国の閉鎖的とも思える報道体制と日本のソレには大差無いのではないかと勘ぐってしまう感覚に至りました。全く情けない。日本は成熟した民主主義でも国民主権でも無いのかも知れませんね?




今の日本の様々な状況に、多くの憂うべきものを私は感じています。私もネット上で文句を垂れているだけでは無く、少しは行動に移して自己主張をしていくつもりでおります。今後ともことある毎に発言と行動をしていきたいと思います。

この場にアップした写真に関して・・・デモ行進は世間に自分たちの主張を公言し、見られることを覚悟しての行動ですから、写真も記録としての主旨を尊重し公開します。


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2011年10月15日  ふなばし港まつり 2011


今日は地元船橋市の漁港でイベントがありました。毎年行われているもので、要するに港で地産地消の催し物を開いて、大勢の人に地元の魅力を知ってもらおうというものです。



同時に、この日に船橋市街をもっと歩いてもらって地元にどういう施設や歴史があるのかを理解してもらいたい。そのために「船橋お散歩海道」というウォークラリーも実施します。そのチラシのレイアウトは私も手伝いました(上のイメージはその表裏)コレも地元のNPO活動の一環です。チラシの配布やアンケートの回収などは、地元の千葉工業大学の工学部・工学研究室の学生さんたちが参加して行っています。



船橋漁港はスズキをはじめとする様々な海産物の水揚げや三番瀬を含む遠浅の区域にて海苔の養殖をしています。またホンビノス貝は意外と知られていない地元の名物。イベント会場ではそうした食材を使った料理で、来場者にPR活動をしております。



本日は午前中まで、天候が不安定で雨と風の影響がありました。来場者の出足にはかなりの響いたのは残念でしたけれど、午後になって日も出て来ましたので、後半は落ち着いてイベントが運営されたと思われます。こうした活動はとても大事だと思いますし、ずっと続けていければ良いと感じます。


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2011年12月23日   ふくしま元気応援団 発足


私の地元 船橋市とお隣の鎌ヶ谷市のNPOと福島県のNPOが連携して、ふくしまの子供たちを数日間ホームステイに招待するイベントが行われました。九州の団体からも子供たちが招待されており、企画は同時進行で実施されています。本日は私はカメラマンとしてボランティア活動として記録撮影を。



まず・・・昼過ぎに福島からのシャトルバスが到着し、東武鎌ヶ谷駅前で行われた日本ハムファイターズの選手のサイン会に参加するところから始まりました。ふくしまの子供たちはスポーツクラブに所属しているとの事で、野球への関心は高いとのこと。プロ野球選手を間近に見ることが出来喜んでいました。

次に鎌ヶ谷市にある日本ハムファイターズのスタジアムを訪れ見学会。球場内の普段入れない練習施設を見て回りました。グラウンドやベンチ内・トレーニング場などを見る事が出来て、子供たちには喜んで貰えたと思います。その後球場内の選手の食堂にて、自己紹介などを行いボランティアスタッフとの親睦を深めました。

私としては・・・福島のNPO法人の人と話が出来て、今回の福島県の厳しい状況の断片を聞くことが出来たのも大事な成果でした。今後 現地の情報を直接もらって、福島原発事故によってどういう被害が拡がっているのかの確認・検証と今後の活動の方向性を考えるきっかけにしたいと思っています。

そうそう・・・今回 ふくしま元気応援団というプロジェクトが立ち上がりました。これはいくつかのNPOが連携して募金活動を行い、ふくしまの人たちを後方支援する活動を行っていくものです。私も微力ながら参加していくつもりです。



これはふくしま元気応援団の缶バッチのデザイン。
恐縮ながら私がレイアウトしたもの。


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2012年1月15日   船橋大神宮 灯明台祭


今日は地元の神社の年中行事の取材に行ってきました。これも地域振興に係わるプロジェクト。取材は神社の広報の方と地元活動の責任者の方からの許可をもらいました。ちなみに地元のPRになればという主旨なので、ネットでの情報発信に使うのは個人のアップのシーンが無ければ大丈夫でしょうというアナウンスをもらいましたので、ここでも載せます。

千葉県の船橋大神宮は、徳川時代より「地元漁師町の大漁豊漁や五穀豊穣」を祈願して大神輿建立された由来があるらしい。境内にある神殿などには漁業に関係するデザインなども散見されます。そしてここには「灯明台」と呼ばれる歴史のある灯台が存在します。



本日はその灯明台に灯りをともす記念行事。っと同時に地元で成人した若者を招いて祝うイベントも兼ねているとの事。灯りをともすメインイベントがあるので、祭りは陽が落ちる頃から始まりました。これは神社で行う神聖な宗教行事なので、鏡のある神棚がはっきり写らない様に配慮が必要。



神官の祝詞と奉納儀式の後、地元の名士の挨拶、そして成人式を迎えた若者から選ばれた7人が紹介されました。そして普段は使われる事が無くなった歴史有る「灯明台」の点灯式。それは地元の漁業を支えて来た大事な習わしを忘れないが為の感謝祭でもあると思われます。




祭りは、踊りや御捻り投げ・太鼓などが披露されて、地元の人々との意識の共有がなされるアトラクションが続きました。私も自分の地元にこういう伝統行事がずっと続いていた事が分かって誇らしい気持ちになりました。


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2012年2月3日   船橋大神宮 節分祭


先月 灯明台祭の取材に行った船橋大神宮。本日は節分祭がとり行われました。毎年の恒例行事。地元の名士が多数参加する由緒正しき宗教行事でありますね。いわゆる鬼に豆をぶつけて追い払うのですが、その前振りに様々な舞いが披露されており、それを見るのは私は初めてでした。



元々神社には、能舞台というものがあって、そこで様々な行事が行われ、五穀豊穣や大漁豊漁を願い、八百万の神々に感謝を示す神楽を催して来たのです。

仕事や日常生活に追われ、都会の暮らしに埋没していると、過去より続いて来た地元の祭りなどとの縁は、初詣と盆踊り位しか関わり合いが無くなってしまいがちでしょうか。改めて年中行事に足を運んでみると、地元に残っている歴史の一旦を再確認する事が出来て感激します。地元に住んでいても、知らない催し物はたくさんありそうです。そうした行事を、地元地域振興の為に広めていくことは必要で意義がある事だと個人的にも感じております。

神社側の記録として写真をたくさん撮ったのですが、個人のブログには船橋大神宮のPRになりそうなものを少し拝借して紹介。お捻りを撒く時の熱気は圧巻でした。


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2012年2月28日   船橋 大佛追善供養


私の地元の船橋は東京湾に面した港町。でも、市民の多くは港際に足を運ぶことは少なく、漁港があること自体あまり知られていないのかも。昭和の高度成長時代に、東京のベッドタウンとして急激に人口が増えた事もあり、実際の住民の大半は、昼間東京へ仕事に出かけてしまいます。

海岸に近い所には、大漁豊漁や 漁場での安全祈願などを祭る神社やお寺がたくさんあります。そしてその中には、死者を弔う祈念碑もあります。

眞言宗不動院には、大佛追善供養の祈念碑があります。

これは江戸時代に、漁場にて起こった騒動で牢獄に入れられ、そこで獄中死した漁師を弔うために建てられたものだそう。牢内で食が乏しく飢えに苦しんだ事を慰めるために、炊きあげた白米ご飯を、大仏さまに盛って行うものです。歴史的な意味合いと共に、漁師町の安全と繁栄をも祈る気持ちが込められている様ですね・・・

地元の漁業組合の責任者の人たちも御参りして、仏像にそっと手を合わせていました。毎年2月末に行われている恒例の行事であります。


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2012年4月8日   Dr.バリー・カーズィン氏の基調講演


Dr.バリー・カーズィン氏はチベット仏教僧侶、元ワシントン大学の医学部准教授でもあり同時に医師でもある。そしてダライ・ラマ14世から比丘(ビクシュ)僧侶の戒を受けています。以前より何度も来日して、医師と科学者者の視点からの「心の科学」と仏教の教えを融合させ、幅広い基調講演を続けています。昨年の東日本大震災後にはより積極的な活動を日本各地にて継続中・・・

私は一昨年前にバリー・カーズィン氏のイベント記録撮影に参加しました。2年ぶりに後援事務局からまたお声がかかったので撮影に伺いました。今回は震災者の心のケアを対象にしたと思われる講演「大きな喪失を越えて」がテーマ。そしてまたゲスト参加の医師・宗教人類学者・工学博士などを交えて「生と死」に関するディスカッションなどを・・・

私は正直言って宗教はあまり詳しくは無いのです。でも精神世界の話にふれて驚いたり考え込まされたりする事が色々ありますね。特に、宗教心理学などの分野の話題はとても深い真理があって時には無視出来ない現実がそこにありそうです・・・イベントでの関係で今後も何らかのお手伝いはしていく事になるかと感じています。










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2012年5月27日   ヤゴ救出作戦! 2012 Vol.1




毎年地元のNPO団体が主催して行っているトンボのヤゴの救出作戦!今回で第19回目。



数年前より私もお手伝いに参上しています。最初に受け付けテントを組み立てて配布物を準備して子供たちに注意事項などを説いて聞かせます。場所が子供プールで水深が浅いと言っても万が一の事故があったら困るもんね・・・



昨年は311の大震災と原発事故による放射性物質の拡散リスクがあって、私は買ったばかりのシンチレーションカウンターを現場でに投入。どういう基準で安全性を判断して良いのかも分からず、とにかく子供を水に入れない様にしましょうと言う事で控えめなイベントになりました。



肝心のトンボのヤゴ(ギンヤンマ)は、昨年に続き大漁でした。約70~80人ほど集まった親子連れが歓喜を上げながらヤゴ採りをしていました。一人当たり10匹以上は採れていた感じです。子供プール一つで約千匹近くいたのではなかろうか。プール掃除で下水に流されてしまう前にそれだけのヤゴが救えたと言う事が成果ですね。

来週は市内の別の場所で第二弾のヤゴ救出作戦があります。そちらも私はボランティアで参加予定なり・・・


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2012年5月28日  谷津田の自然と久しぶりのタイコウチ


今日は知人の自然観察指導員の方と近場の谷津田で穴場と言われている場所に、生態系の観察に行って来ました。そこは農家と地元NPO団体の人達がとても上手く協力して環境維持をしている場所だと言う。数年前より私も関わっている別の場所の谷津田とは、また一味違った印象を受けた場所でした。

田んぼは農薬や除草剤などを使っていないらしいのですが、雑草も少なく多くの生き物がそこに確認できてとても素晴らしい場所でした。私の住んでいる近所の田んぼなどは農薬を使っているので、メダカ一匹見かけ無い沈黙した不自然な視界です。一昔前の田畑にはほんとうに多くの生き物が生息していて私は小学生の頃にそういう状況を普通に見ていました。トノサマガエルが居たと思ったらそれはダルマガエルと言う種類でした。知人の自然観察指導員の人の話によると、関東地方ではすでにトノサマガエルはほとんど見かけ無くなっているらしい。近似種のダルマガエルばかりになっているそうです。


田畑の中を護岸工事をしていない自然な土手のままの小川が流れていました。これこそ本来の日本の里山の風景なのですね。私は期待を込めて手網で岸辺を探っておりましたら、大本命が採れました。



タイコウチ

以前にも一度だけ捕まえた事がある水棲昆虫ですがそれは私が小学4年生の時だった。自然の個体を見るのもその時以来です。大変な感激です。他にも正体が分からないヤゴの一種の様な昆虫が採れました。こいつは一体何を捕食しているのだろうか?小型ケースで観察してどんな成虫になるのかしばらく観察してみます。あと田んぼの畦付近でコガムシという小さなゲンゴロウの様な水棲甲虫を捕まえました。それから、雨蛙と思われるオタマジャクシもすくって来ました。田んぼにもうじゃうじゃと凄い数。恐らくサギなどの水場に来る鳥の餌になっているんでしょうね・・・


今年はアパートの庭に設置したビオトープを4カ所に増やしてありますので、昨日捕まえて来たギンヤンマのヤゴとは別にそれぞれの飼育環境で観察が出来ます。これこそ私のモチベーションを高める原動力となる大切なライフワークであり、その観察記録を付けることは私の喜びでありますね。いい歳の大人になっても私の意識は 遠い昔の夏休み辺りをうろついているのかも知れません・・・




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2012年6月1日  歴史あるやしろでの例祭


今日は地元神社で行われた年中行事の取材撮影に。
そこはかつて徳川将軍家が鷹狩りに出かけた際によく立ち寄ったという場所。
悠久の時を超えて同じ場所に立って感じる何かが有りや無しや・・・

古きやしろはもうすぐ取り壊されて新しくなるという。
その記録撮影をしているとちょっとした感傷に浸れる一瞬が存在します。

レンズを向けて写るものは今の時間ですが、そこには過去の時間の蓄積が
そこはかとなくにじみ出て来て、諸行無常のはかなさを感じざるを得ませんね・・・
















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2012年6月3日  ヤゴ救出作戦!2012 Vol.2


今日は市内にある公園の子供プールで、今期ヤゴ救出作戦!の2回目を行いました。天気予報では11時頃より激しい通り雨が降るとの情報がありましたので、空模様を気にしながらの会場設営準備でした。



真っ先に行ったのがプール底の落ち葉を救って放射線量の測定。先週のプールより若干高い数値でしたが許容範囲内と思われたので、来場者にアナウンスして予定通りに。

プールの底を見ると、ギンヤンマのヤゴが泳いでいるのが確認できてそこそこの数がいるのが分かりました。親子連れは約80人位だったか・・・ヤゴ採りが始まるとあちらこちらで子供たちの歓声が聞こえて一気に会場は盛り上がりましたね。



これはギンヤンマ


左がシオカラトンボ、右がコシアキトンボのヤゴ



今年の地元の「ヤゴ救出作戦」は無事に終了しました。



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2012年6月22日  首相官邸前 大飯原発再稼働反対デモ


今日は夕方から首相官邸前(国会議事堂前)にて大規模な反原発デモが予定されていました。この所毎週金曜日に何かしらのデモが行われていたらしいのですけれど「622に1万人規模で政府に抗議しよう」という呼びかけが twitterで拡散されておりました。私も拡散リツィートを何度もポチって協力を。




日頃 政府と東電による福島原発事故の情報隠蔽・情報操作に心底怒りを覚えていたので、デモに参加しようと決めていました。昨年新宿で行われた反原発デモにも2回ほど参加していますからこれで3回目か・・・

前の時にも述べましたが、デモ自体は日本国憲法でも保障している言論・思想の自由の範疇なので何ら問題はありません。反社会的な行為を伴わなければ当然の権利として行使できます。警察や機動隊が交通整理にあたるのは、一部の不穏な団体が紛れ込んで一緒に騒いでいる為、公安の監視対象を見張っている意図もある様です。中にはヘンな人も確かにいますからね。シュプレヒコールを叫んで行進しているだけの一般市民には警察は手を触れることすら出来ません。




今回のデモの主旨には先頃決まってしまった「大飯原発再稼働」に対する抗議の意思表示が込められています。この一年半もの間にコメントして来た様に、この国の公正なる情報公開及び言論の自由の保障、それに健康と安全に生活する基本的人権のかかわる権利などが全て踏みにじられている恐ろしい現実があります。日本が民主主義国家であるというのは儚い幻想であったかと思わざるを得ない恐ろしさ。

この問題はまずは自分個人の信条から出て来る思いなので、人に強制したりする類の何かではありません。政府や東電のやることに疑問や怒りを感じないのであれば従属していれば良いだけの事です。私は当然受け入れませんので、311以降は特に原子力エネルギー政策は一切否定し拒否します。




今日のデモは主催者側の発表では4万5千人集まったそうです。会社帰りのサラリーマンや子供連れの主婦がけっこう目立っていました。先ほどテレビ朝日の報道ステーションでは報じましたが、それ以外のマスメディアがどれ程取り上げるかは疑問です。マスメディアが何を考え守っているのか実に訝しいし信用できないのは残念でなりません。特にNHKは一体何を考えていつも無視しつづけているのだろうか(大飯原発再稼働による節電関連のニュースしか報じていない)

今後も反原発の意思表示は遠慮無く続けて行きます。あしからず・・・












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2012年6月29日  首相官邸前 大飯原発再稼働反対デモ 629


先週に続いて今週の金曜日もtwitterでの呼びかけによって、首相官邸前には過去最大規模の一般市民が集まって盛大なシュプレヒコールをあげました。その安全性が確認されないまま再稼働が数日後にせまった大飯原発。結局政府は説明責任すら放棄して強行措置を発動しようとしています。

以前よりうすうす感じてはいたのですが、過去の封建的であった戦時中の状況との違いはいったいどの位あるのだろうか?表面的には現在の方が遥かに社会保障が進んだ民主的な資本主義国家であります。それは間違い無いはず。でもいわゆる既得権益にまみれた一部産業やシステムに関しては、秘密主義と情報の閉鎖性が極端であり、それは戦時中のそれと大差の無い状態でありはしないか・・・その事実を今現在目の当たりにしている感じです。

憲法に保障されている基本的人権に関わる安全と知る権利を、我々は完全に蹂躙されています。そのことに怒りを覚えなくして一体何の権利を主張すれば良いと言うのか。同じ疑問を持った人達がtwitterやfacebookを通じて情報を共有し、自発的にデモに参加するというのは、ネット社会が実現させた新しい民主主義の形なのかも知れませんね。

今日のデモは四方八方から人が官邸前に集まって来たので、道路まで完全に埋め尽くされてしまいました。交通整理をしていたお巡りさんも人の流れを止める事は出来ずじわじわと後退・・・人の密度が危険な水準に達したと判断したのか、8時前に主催者が解散宣言を出しました。すると大半が一斉に帰路につき始め、地下鉄の入り口は大混雑。実に素直で従順な一般市民のデモであったなと実感したイベントでした。これまで首相官邸前で反原発デモが行われていたのを無視してきたNHKも、今回ばかりは報道するに至りました。こうした状況の変化が実際の行政に影響をいかに及ぼしていけるのか?それがこれから問われる事になりそうです。



毎週金曜日に行われているこの反原発デモは今後も続いて行きそうです・・・




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2012年7月7日  納涼夏祭り 2012 其の一


毎年恒例の地元商店街の夏祭りに 毎度お助け要員として参上する私・・・昨年は東日本大震災復興チャリティーを兼ねたイベントでした。その時の心情は、日常の有り難みをかみしめながら今年も祭りが出来たという感慨がありました。それも1年経過するともうすっかりいつもの夏祭りと何ら変わりなく、人は辛いことをしばし忘れて楽しく生きて行く時間が必要なのだなぁと感じます。まぁそれはさておき・・・



私は毎年 スピードくじの店番を任されておりますけれど、昨年までは3人体制でなんとか。それが今年は2人でやることになりました。子供が行列を作り始めると正直言って即オーバーワークに陥ります。お祭りというのは、その地域に住んでいる人達に感謝の気持ちを持って楽しんでもらうことを是とするものなので、トラブルや事故を起こすのは避けたいこと。だから子供たちがはしゃいで悪戯をしたりするのを軽くたしなめたりする事もあります。社会的な教育の場として生かすぐらいの事もしなければなりませぬ。少なくとも私はそういう意識で子供たちと対話をしています。大した事をしている訳ではありませんが大事な場である事は間違いないのだ。お金の使い方なんかもちょっとだけアドバイスしたりして社会人の威厳を発揮して悦に入る嫌らしい大人の顔も出しますも(笑)



今日はあいにく天気が不安定でした。夕方あたりからぽつぽつ降り始め、20時を回る頃から本降りに。8時半にはもう早めにおしまいにしようという雰囲気になり撤収しました。



スピードくじの状況は・・・何と始めて1時間以内に1等賞のオーディオセットがさっさと出てしまうという異例の事態に。32型の液晶テレビは特賞なのですがこれが目玉なので初日に出てしまうと後がひっぱりにくくなりますので、内心冷や冷やしながら成り行きを見守りました。目玉は出来れば二日目の夕方 人出が一番混み合っている頃に出てくれるとありがたい。一気に行列が伸びてくじの売り上げも上がるはずです。私も年に一度の臨時のテキ屋として少し状況が読める様になって来ました(笑)


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2012年7月8日  納涼夏祭り 2012 其の二


昨日に続いてお祭り二日目。

今日は昼過ぎには晴れ始めて天気に恵まれました。午後3時開始予定を1時間以上早めて子供たちを迎えると、どこから沸いてきたのか分からない程あっという間に人混みの中心地に。私はこの日の為の特別なバンダナを頭に巻いて気合いを入れました(笑)
今日はあいにく天気が不安定でした。夕方あたりからぽつぽつ降り始め、20時を回る頃から本降りに。8時半にはもう早めにおしまいにしようという雰囲気になり撤収しました。

会場でもひときわ目立っていた本場の杵つき餅はとても好評で私もきなこ餅を食べましたが、つきたては最高の味でした。流石プロの味!迫力有る餅つきの周りには子供たちが集まってきてじっと見ておりました。



そうそう、特賞のテレビが出た時はすごい騒ぎになりました。当てたのは小学生で面食らって呆然としていました。直ぐに父親を呼んで家族が飛んで来ました。お祭りならではの楽しいアクシデントと言えます・・・

毎年やっていると当然顔見知りの子供がまたやってきます。実はこれがちょっとした騒ぎになるのでした。こちらの顔を覚えているので「何かちょうだい!」「クジ代まけてよ!」の連呼で、くじ引きの箱の横に張り付いてずっとそこにいます。邪険に扱う訳にもいかずそこそこかまってあげながらお客さんの相手もしているとまったく休む暇がありません・・・夕方から終わりまでの4時間ぐらいずっとそんな感じでした。まぁせっかくのお祭りを楽しんで貰えたらそれで良いと割り切って、私も頑張りましたよ、とほほ・・・



祭りの後はスタッフ総出で会場の後片付け。これもまた一仕事。テントのパイプをばらしてたたみ、梱包してトラックに積んで倉庫まで運ぶ。会場におちているゴミを全て拾って元通りにしてから解散・・・



電車に乗って自宅近くの駅に着いたのは23時を回ったころでした。それからマクドに入って夕食をとり、帰宅して風呂に入ってやっと落ち着きました。この夏祭りが過ぎると私にとっては夏になった実感が一気にやってきます。

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2012年7月13日  例祭と神輿の保存会


地元神社の取材は一年間にわたって行う予定でおります。これまで時折コメントしてきました。今日は神輿の保存会による内々の例祭行事。一応公開してはおりますが集まったのはほとんど関係者と身内です。一般向けには今月末に市内を練り歩くお祭りが別にあります。



神輿は神霊(神様)を一時的に他の場所へお運びする為に鎮まって頂く「輿」でありますから、神官が丁寧に祝詞をあげてたて祭り候。それを人間がみなで担ぎ上げるのです。威勢の良いかけ声で激しく揺らすのは、神様の霊威を高めて豊作や大漁を願う為だと言う事らしい。



今日は私は午後から専門学校の担当授業がある日なので、途中で撮影を抜けさせてもらいました。毎回数人で別アングルの撮影をしていますので、後半は他の人にお任せして来ました。一番面白そうなクライマックスが見られなかったのは残念ですが仕方無し。今月末の別の行事の時にしっかり確認したいと思います。








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2012年7月16日  さよなら原発 10万人集会


今日 東京の代々木公園に反原発意見の支持者が集結して集会を開きました。主催者側には大江健三郎氏・坂本龍一氏はじめ多くの文化人・アーティスト・NPO/NGOなどが集まり、過去最大規模の反原発集会になったと思われます。主催者側発表で17万人、警視庁の見立てでも7万人となったそうですから、現実的には10万人を超える人が集結したのでは無かろうか・・・



私は午前中は用事があったので集会には参加出来ませんでした。その代わり午後1時半から始まったデモ行進には間に合いました。代々木公園から全労連・原水禁・市民団体それぞれに分かれて3つのルートで行進しました。私は市民団体のグループの隊列に入って代々木から原宿を抜けて明治公園までのルートでデモをしました。



原宿では沿道に多くのギャラリーが出来てデモを珍しそうに見ていましたが、事情がよく分かっていなくても構わないのです。どんな人達がどんな意見を主張しているのかその断片でも印象に残してくれればOK。数回程度のデモで世の中の方向性が変わるなんて私も思ってません。こういうデモはとにかく長く続けて少しずつ世論に食い込んで行くのが肝要なのであります。



デモの隊列には、実際 政党関係者や人権団体や宗教団体なども混じってかなり混沌としています。例えば共産党が発行している赤旗新聞のスタッフなどは毎回精力的に取材活動をして驚くべき速さで号外を出し、現場でデモ参加者に配っていたりする。私は別に共産党を支持している訳ではありませんが、その号外には思わず手を出しました。見るべき事実を書いてある部分にはしっかり目を通します。



今回のデモにはややマスコミ~報道関係者の関心が高いと見えて、現場で多くのプロのカメラマンや取材関係者を見かけました。それでも、夕方以降テレビを見ていると、デモの報道はあんまり目立たず天気予報のついでにちょっと触れる程度の局が多かった。こういう状況も徐々に変えて行かねば、反原発の流れも今以上に拡大していく事は難しくなりますね。とにかく長く続けて、この問題が風化してしまうのだけは避けなければならないと私は考えています・・・



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2012年7月22日  船橋市民まつりの神輿


毎年千葉県船橋市で行われている「船橋市民まつり」を取材して来ました。私自身 長いこと船橋市民なのですけれど、正直言って海岸沿いの漁師町やその周辺の自治会でのイベントには疎かった。行ってみてやっと気づいたこと。これほど大きなお祭りがずっと行われていたとは・・・(汗)



まずは朝早くに神輿の一つの拠点に張り込んで、その準備段階からずっと見ていました。船橋市の神輿は「ゆすりこみ」と呼ぶ独特な担ぎ方をして櫓(やぐら)を左右に90度倒します。そこで真横にしても受け止められる様に支える部分に綿と布を巻く。恐らく軽く1トンはあるであろう神輿本体を20人近くで支えるとしても一人頭 約50キロ!それを揺さぶるのですから瞬間的には相当な加重を受け止めなければならないはずです。事前の打ち合わせでは「気合いを入れろ!」と厳しい檄が飛んでいました。

神輿の行列は、先頭に地元神社の神主さんと町の名主・責任者などのお偉いさん達、その後に神輿が続きます。船橋駅前の大通りを数時間かけてゆっくり練り歩き、所々で止まってゆすりこみをデモンストレーション。沿道に集まったギャラリーからは大きな歓声が上がっていました。

神輿のクライマックスはもう一つのルートで市内を回っている別の神輿グループと、駅前の大きなスクランブル交差点で合流し「ゆすりこみ」を同時に行って競う所です。それを見に四方から大勢の観客が集まってきて、しばらく凄い人口密度になりました。



その後神輿は元の神社へ戻され、神事を経てから飾りを外され次の祭りまでの間 大事に蔵の中で眠ります。それらの行事ははるか江戸時代から続いている地元の歴史そのものなのでありました・・・






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2012年7月23日  ばか面パレード


昨日の船橋市民まつりは、夕方より山車のパレードがありました。

ばか面パレード



様々なお面をつけて山車ごとに趣向をこらしたもの。
ブラジルのサンバみたいに次々に現れて船橋本町の大通りを進みました。



長い目抜き通りが人であふれかえってもの凄い活気に溢れました。



私は朝からの撮影で少々疲れておりましたので、
パレードを最後まで見る事なしにその場を後にしました・・・






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2012年8月5日  自衛隊駐屯地の夏祭り


毎年 地元の陸上自衛隊駐屯地では敷地内広場を一般に開放して、出店と盆踊りと花火を催します。花火は一日目のみで本当は見に行くハズでしたが、子供が体調を崩したので取り止め。一日たって元気になったので様子見程度に一回りしました。

昨年の東日本大震災の復旧活動で活躍したため印象が良かった為か 今年もお祭りは盛況で大変賑わってました。元々地元の住民からの理解を高めるためのイベントなのでどの出店も力が入ってます。ちょっとした街の屋台では敵わないほどレベルが高いし焼きそばやたこ焼きの出来はプロ顔負けなのではないだろうか・・・



出店だけでは無く至るところで自衛隊の活動の広報的展示もあって、その辺りのやりかたが実に上手いです。本来のイベントの主旨をしっかり外さない所が流石。恐らく祭りの企画進行にちゃんとプロが関わっているんじゃあるまいか。ストレートなメッセージを示さずにやんわりと存在を肯定させている・・・



ことちゃんは出店で「チョコバナナ」に出会いました。結構気に入ったみたいでずっとかじっていましたが、少々長いこと握りしめていたのが裏目に出て、バナナは地面に落下。ほんの少ししか食べられなかった。これも貴重な社会勉強かな。



陽が落ちてからは、広場中央に立っている訓練用の降下塔を中心にして盆踊りがあるはずなのでしたが・・・あまりに人が増えてきたので通路が埋まってしまう前に会場を後にしました。


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